映画を見るのは楽しいものだ。映画鑑賞が趣味という人も多い。アクション映画はハラハラしたり、すっきりする。感動ものの映画では、思わず涙してしまう人も多いだろう。

映画は、誰もが普通に観ることのできるものだと思っていた。しかし、この記事を読んで自分の間違い、浅はかさを思い知らされた。

目が見えない人向けにスマートフォンを通じて情景描写の音声ガイドが聞ける映画を、東映が初めて全国的に配給する。二十三日公開の人気アニメ「ワンピース」の劇場版。

音声ガイドを利用するには、無料アプリ「UDCast」をあらかじめスマホやタブレット端末にダウンロードする必要がある。せりふの合間に場面を説明する音声ガイドが流れ、イヤホンで聞きながら映画を楽しむことができる。

私たちが当たり前に楽しんでいる音楽や映画。聴覚障害者や視覚障害者にとっては「当たり前ではない」のだ。早く障害のある人もない人も、みんな楽しく豊かに暮らせる日がきて欲しい。

最近では、副音声に対応したDVDも増えている。視覚障害を持つ方が、映画館だけでなく自宅でも映画を楽しむことができるのだ。
会話が無いシーン(無音声状態)などで「○○は後ろを振り返り涙を流した」といった解説をしてくれるため、映像が見えなくても情景を楽しむことが可能なのだ。

このニュースはとても嬉しい朗報である。目の見えない人にとっての”耳で楽しむ”映画版ワンピース。彼らの想像の中のルフィやチョッパーといったキャラクターに世界中の名立たる海賊・海兵たちはどのように映るのだろうか。ワンピースならではのカラフルで幻想的な世界は、彼らの目にどう映るのだろうか。楽しみである。

最後に、2013年に成立した障害者差別解消法を載せて、この記事を終えたい。

<障害者差別解消法> 障害を理由とした差別を禁止した法律。負担が重過ぎない範囲で国や自治体に、設備やサービス提供方法などで障害者の社会的障壁を取り除く「合理的な配慮」を義務付けた。民間には努力するよう求めている。

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via:UDCast

東京新聞:視覚障害者も映画楽しめます スマホで情景の音声ガイド:社会(TOKYO Web) 目が見えない人向けにスマートフォンを通じて情景描写の音声ガイドが聞ける映画を、東映が初めて全国的に配給する。二十三日公開の人気アニメ「ワンピース」の劇場版。www.tokyo-np.co.jp

via:東京新聞