岡山県総社(そうじゃ)市が、平成23年から取り組んでいる事業の1つ、『障がい者千人雇用』

国の施策に頼らず、総社市独自で新しい仕組みを生み出し続けています。

この事業が始まる前は「180人」だった障がい者就労者数が、平成29年4月1日現在「991人」になりました。

気軽に相談できる場所があり、配慮のある職場環境ならば…

平成23年4月1日時点、総社市障がい者就労年齢(18~65歳)人口は、約1,200人

そのうち、働いている方180人他の約1,020人の方々は、障がいを隠して、家でひっそりと暮らしていました。

障がいを隠して暮らす気持ち、よく分かります。

私も、仕事を継続的に出来なかった2年前まで、親戚にも障がいのことは語らず、仕事の話はごまかしたり、以前の話をしてやり過ごしていました。その後に残った感情は、情けなさ、淋しさ、孤独感、消えたい…という気持ち。

可能性があるなら、自分の障がい個性に配慮のある職場なら、興味がある分野の仕事なら、やってみたいと思う方も多いでしょう。その気持ちを気軽に相談できる場所があれば、就労のハードルはおのずと下がるのではないかと思います。

ワンストップの『就労支援ルーム』

『就労支援ルーム』は、ハローワーク総社の2階にあります。

福祉の専門家である市の職員就労の専門家であるハローワーク職員が同じフロアにいるので、双方の専門分野を生かしたワンストップの就労相談・支援を行うことができます。自治体とハローワークが情報を共有してくれることで、最初の一歩が踏み出しやすくなるのではないかと感じます。羨ましいですね。

ちなみに、この『就労支援ルーム』、障がい者だけではなく、就職困難な日系外国人の相談・支援も行っています。市が雇用しているポルトガル語の通訳もいますよ

障がい者と企業の架け橋『障がい者千人雇用センター』

総社市総合福祉センター内にある『障がい者千人雇用センター』

簡単に言うと、働きたい気持ちを持っている障がい者と、障がい者を雇ってみたいなと思う企業のマッチング、フォローを行う機関です。

雇用前の相談の段階から、企業とのマッチング、希望者には、職場見学や実習&そのフォロー、履歴書の書き方、面接の同行、あと仕事が継続出来るように、採用された後のフォローも行います。

障がい者と企業の間に入って、架け橋になってくれる『障がい者千人雇用センター』…頼もしいです。

『就労支援ルーム』と『障がい者千人雇用センター』は、総社流の障がい者雇用政策の肝になる部分ではありますが、その一部に過ぎません。

障がいを持っている方が「働きたい」と思えるような環境づくり情報提供、そして雇用する企業が上辺だけではなく、本当の意味での障がい者理解が必要ではないか… 配慮をしながら、どこまで個性・能力を伸ばして、企業にとって、本当に必要な人材として育てていくことができるかが大切ではないか、と考えます。

もちろん、障がいを持っている方々の意識改革も必要ですよね。

総社市の『障がい者千人雇用』、興味深いですし、この流れが全国に広がって、多くの人達がイキイキとした生活を送れるといいな、と思います。

 

総社市障がい者千人雇用センターwww.sojasyakyo.or.jp

via : 総社市障がい者千人雇用センターホームページ

障がい者千人雇用とはwww.city.soja.okayama.jp

via : 総社市ホームページ

地方分権改革推進本部(第6回会合) 配布資料3 地方分権改革事例30 : 地方分権改革 – 内閣府www.cao.go.jp

via : 内閣府

障がい者が自立すれば、みんなが元気になれる | 地味だけどいい政策を探しにいこう | 東洋経済オンライン | …「政治」というと、「難しそう」「私には関係ない」「偉い人がなんとかしれくれる」と敬遠してしまいがち…toyokeizai.net

via : 東洋経済ONLINE