フランス1部リーグ首位ASモナコが、4月29日日本時間30日)にスタッド・ルイ2世スタジアムで行われるホームゲーム、モナコ対トゥールーズ戦を熊本地震復興支援マッチとすると発表しました。

始球式は熊本県公式ゆるキャラのくまモンが務め、モナコから熊本県には義援金も送られます。

モナコは現在、欧州一を争うUEFAチャンピオンズリーグでも8強に残っている強豪。日本からはさらに田嶋幸三日本サッカー協会会長熊本県の小野泰輔副知事が試合に訪れます。

試合後、両チームはクラブ間協定を結ぶ予定です。

熊本震災復興支援試合

昨年2016年4月14日に熊本で震度7の地震、その2日後の4月16日に本震としてさらに2度めの震度7の地震がありました。

フランスで組まれる今回の試合は熊本地震の被災地域と地域に暮らす方々を応援するものです。

2011年3月11日に東北地方と関東を襲った東日本大震災以来、「復興支援」として開かれるイベントをよく耳にします。3.11大震災のあと、日本人のなかで当時の大地震が大きな区切りとして心を抉るように残っています。

災害(自然・人的含め)について日本人は少なくとも今のところ、茶化すような者はめったに居ません。仮に居たとしても、大勢から批判を受けることになるでしょう。

本当は起きないほうが良かった

熊本の震災も、自分が大地震を経験していなくてもどれだけ辛い現実がその後待っているか分かるから、日本人全員が親身になって、募金したり現地のものを買ったりイベントを開いたりして、元気づけようとするのです。

それは、東日本大震災によって日本人が得たものだと思います。

「たくさんの人が死んで、その後の人的被災まで引き起こして今でも苦しむ人が大勢いて、何が『得たもの』だ、よく考えてからものを言え!」との批判を恐れながら、これを書いています。

2011年と2016年の間にも、他にもさまざまな災害がありました。その期間の前にも、その後にもありました。

ビジネスだけど、応援は大事

今回、フランスで日本の熊本を応援するための試合が組まれ、人が災害で痛い思いをしたり苦しい思いをしたり悲しみで生きていくのがどうしようもなく辛かったりする気持ちがフランス人に届いたと思え、そのことが今さらながら嬉しかったです。

現実には、企業体であるJ2ロアッソ熊本のスポンサーと、モナコのスポンサーやチームの財政事情に関わって生じた構想だとは思いますが、結果的に人が楽しい思いになれるなら十分に意味のあることです。

これまで、さまざまな震災を支援するイベントが開催されました。金銭面では特に、はっきりと支援になっていると思います。でも、「応援するとは、何なのだろうと、いつも思います。

自分たちが一生懸命頑張る姿を見てもらうことが他人を応援することになるなら、応援になると思います。

応援のあと、当の被災者たちが具体的に得るものが何なのかはっきりと目に見えてわからないイベントが多く開催されてきた様子を見てきました。応援する側の満足に思えてしまうようなことです。

応援する方々の気持ちはとてもよくわかります。私自身は、応援とはとても難しいものだと思っていて、一時的に楽しいだけの応援ならしない方がいいかなと思います。

それは、私自身が人の心をとても大切に思っているからです。考えすぎかもしれませんが、違和感を覚えるのは自分だけでしょうか?自分は個人だから、企画で行われるような応援はできませんが。

分かりにくい優しさが一番優しいと思っていて、あからさまな思いやりには、少し距離をおいてしまう自分に、また罪の意識を持ってしまいます。

「復興支援」という言葉が、また人を傷つけてしまう気がして。

くまモン、仏サッカーで始球式へ 熊本地震の復興支援:朝日新聞デジタル サッカーのフランス1部リーグで「熊本地震復興支援試合」が開かれることになった。29日(日本時間30日)にあるモナコ―トゥールーズで、当日は熊本県の人気キャラクター「くまモン」による始球式もある。 県…www.asahi.com

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熊本地震「本震」から1年 発生時刻に祈り|日テレNEWS24www.news24.jp

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