飲み会に行く機会の増える時期になりました。新入社員は新人歓迎会が会社主催で開かれ、お酒を飲まない人にとっては大きな負担になるかもしれません。

私もお酒は好んで飲まないし、飲んでも350mlの第3のビールを1本飲むと頭がもうろうとして10分しないうちに眠ってしまいます。飲むと命が危ないタイプです(重症)。そういう人が存在することを念頭に置いて、上司に当たる方々には後輩へのお酒を勧めてほしいものだと思います。決して、アルコールを強制してはいけません。

かつて多数発生した「イッキ飲み」という強制殺人

日本人は遺伝的にアルコールを分解する酵素が不足してお酒を飲めない人が欧米人に比べると大勢います。そのような事実を知ってか知らずか、知らなかったとしても許されることではありませんが、ビールをジョッキで息継ぎもさせず一息で飲ませて楽しんでいる愚かな先輩連中がいましたね。

そいつらに殺人罪が適用されたのかどうかは、知りませんが。酒を飲むことが親しみの証とか、理論的根拠もない、飲めない人を苦しめ時に殺してしまう風習がバカバカしくもこの国にはありました。

最近はかつての被害者だった世代が先輩の方に回ってきたので、随分そういう連中も減少しているとは思いますが。

お酒は楽しいもの

お酒は楽しく飲みましょう。飲めない人は楽しく食べたりジュースを飲んだりしますし、みんなが楽しく飲めるために話題を提供したり的確に相槌を打ったりしますから。

野外でバーベーキューなどをするなら、紙皿などの食器の配膳をしたり肉を焼いたり焼けたのを配ったりもします。片付けも積極的に働いて、酔っ払った人の介抱もします。無理に飲まされるくらいならはるかに楽な役割です。

最近、個人的にも飲みに誘われる機会が多く、地域にもよりますが鹿児島は典型的な「酒を飲んで仲良くなろうとする文化」のある地域なので皆さんよく飲まれます。

私は酒が飲めない代わりにとてもたくさん食べるし好き嫌いがほぼ無いので、割り勘という制度を活用して費用対効果の良い豪華な食事を楽しみます。

先輩運に恵まれた自分

20歳で酒が飲めるようになって(法的には)、ご飯に誘われるとセットのようにお酒も勧められました。学生の当時、先輩からお酒を勧められても「アルコールは大丈夫?」と確認してから勧めるような人ばかりだったので、無理に飲まされることもありませんでした。

名人はアルコールだめだから、無理にすすめるなよ」と、先輩同志で私の体質について情報を共有してくださるほどでした。ですから、飲み会に行くのは、全然飲めないのにとても楽しみでした。

就職してからも上司も個人の都合を優先してくださる方で、新人歓迎会に呼ばれた私はたくさん食べてジュースとウーロン茶を中心に飲んで、自分以外のすべて先輩と話して幸せな新社会人でいられました。

いま、自分が年長者になり、飲み会(私だけ食べ会)で若い人にアルコールを勧める側(そんなのあるの?)になっても、自分が気を遣ってもらった若い時代を思い出して丁寧に対応するよう心がけています。

アルコールを無理に勧めるなどということは決っ……してありません。

そもそも一気飲みを強制するような時代は過去のもの。

4月になって酒宴も増えてきたと思いますが、大切な人材である新人ときちんと明晰な頭で話をするためにも、アルコールは酔っ払わない程度にしましょう。その方が、誰もが楽しめますよね。