昨年4月から10月にかけて行われた将棋の第59回三段リーグをみごと1期で通過し、プロ棋士に該当する四段に史上最年少で昇段した「藤井聡太ふじいそうた)」さんについて、HIHUMIYO TIMES(ひふみよタイムズ)は12月29日の記事で取り上げました。

>>史上最年少プロ棋士、藤井聡太四段に注目したこと

藤井さんはその後プロ公式戦10連勝を飾るなど、強さを遺憾なく発揮しています。

インターネットメディアAbemaTVやニコニコ生放送などで企画された対局でも、自分より上位の先輩棋士に堂々とした差し回しで勝利を収めています。一体どこまで勝ち進むのか、将棋ファンは新たな天才の出現に期待が高まるばかりです。

三段リーグ1期抜け

日本将棋連盟には「奨励会」というプロ棋士養成機関があり、三段リーグでは奨励会三段の総勢約30名が、プロ棋士となる四段を目指して成績上位2名の座を争います。

藤井四段は関西奨励会に在籍中の二段から三段への昇段を決めた当時、まだ13歳でした。
2016年4月から10月にかけて行われた第59回奨励会三段リーグ戦を13勝5敗の1位で終え、在籍わずか1期でプロとされる四段昇段を果たしたのです。

30名を超える三段棋士から四段に上がるのは半年に2名だけという厳しい戦いの三段リーグには、昇段に関するドラマがこれまでいくつもあります。

年齢制限による強制退会、華やかな1期抜けプロ棋士の誕生など。数年にわたって三段で停滞する奨励会員も多く、奨励会全体を見れば四段以上のプロになれる会員は半数以下です。

藤井聡太の圧倒的な終盤力を支えるもの

藤井四段は終盤の寄せに代表される、巧みな攻めが持ち味です。
その攻撃力を支えるのが詰将棋の強さ。

第12回詰将棋解答選手権チャンピオン戦(主催・詰将棋解答選手権実行委員会、後援・詰将棋パラダイス)では、当時小学6年生12歳の藤井聡太奨励会二段がプロのトップ棋士を抑え満点で優勝しています。

私は自分がアマチュアで何級なのかすら知りませんが、5手詰の詰将棋に30分かかってしまうこともあり、詰みまでに最長で31手を超える同大会の問題は、解答を見てもなぜこの手が正解なのだろうかと理解することすらできません。

注目を集めるプロとなってから

昇段を決めた当時すでにメディアの注目を集めていた藤井四段は、非公式戦ながら現役のトップ棋士7人と対局するAbemaTV主催の「炎の七番勝負」という企画を組まれるなど、話題にこと欠きません。

3月26日にニコニコ生放送で生中継された「電王戦×3月のライオン第零期 獅子王戦」」という企画では、加藤一二三九段、先崎学九段、羽生善治三冠とのトーナメント戦を戦いました。

藤井四段は準決勝で先崎学九段に勝ち、決勝で羽生善治三冠と対戦しました。決勝の羽生戦では惜しくも敗れたものの、このような企画は通常の新人四段棋士にはありえない待遇です。

四段に昇段したばかりの新人棋士にとって、羽生善治三冠を代表とするA級棋士との対局は、その機会すら滅多に得られないものです。

藤井四段が初めて将棋を覚えたのは5歳のとき、近くに住む祖母が一緒に遊ぶため勧めた公文式の「スタディ将棋」がきっかけでした。

祖母ではあっという間に勝負にならなくなり、対戦相手は祖父へ。
それでもすぐに強くなった幼い藤井聡太は近くの将棋道場に通い始め、現在の藤井四段まで一気に駆け上がります。

将棋を始めた当初、5歳の藤井聡太は、将棋が職業になるということも奨励会という存在も知らなかったでしょう。
ただおばあちゃんと一緒に遊べる「楽しさ」からどんどん将棋という遊びを吸収していきました。

それはもちろん素晴らしいことですが、「脇目も振らず努力することは素晴らしい、なるべく小さいうちから道を1本に絞って極めていくべき」などの決まり文句に同意する気は、さらさらありません。

最終的に結果を出せず、なにも花開かず人生を終えてしまう人も大勢いるから

でも、好きなことがあって何年も努力を重ねていくとそれは自分の生きがいになるし、つらいことがあって死にたくなるようなときも心の片隅に好きなことが引っかかっていればそのことが気になって、それだけで思い留まって生き抜くこともできます。

藤井四段からは純粋に将棋ファンとしての楽しみを与えてもらっていますが、その結果は自分とはずいぶん違うけれど、自分のやってきたことも間違いではなかったのかも知れないという証明を、藤井聡太四段から与えてもらったような気がするのです。

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藤井聡太 – Wikipediaja.wikipedia.org

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