イエモンこと「THE YELLOW MONKEY」が2004年に解散しましたが、2016年に12年ぶりに再結成をして去年の第67回紅白歌合戦に初出場をしました。歌った曲は作詞、作曲をボーカルの吉井和哉さんが作った「JAM」という曲でした。
2016年の紅白で
1番聞き応えがあった曲は、
イエモンの"JAM"
良い歌は世の中に幾つもあるんだから、紅白で本当の名曲をもっと聴かせてほしいものだ。
ボブディランにも似たメッセージ性、曖昧性を供えた良い詩だ。
これをロックなメロディーに乗せると歌になるんだよ。 pic.twitter.com/X8BTAkDiuD
— 旺翁(EauO)晴耕雨読 日々是好日 (@TommySX69) January 12, 2017
「JAM」の最後の歌詞に物凄い衝撃を受けた
ぼくはイエモンのファンでもなく曲もほとんど知らなくて、途中でチャンネルを紅白歌合戦に変えてみたらちょうどイエモンが歌う時だったのです。
知っている曲はアニメ「るろうに剣心」のエンディング曲だった「Tactics」だけでした。「紅白初出場のイエモンがどんな曲を歌うんだろう?」と思いながら歌った曲が「JAM」という曲だったのです。
https://twitter.com/kirosaru47/status/823133692860235778
そしてこの歌の最後のあたりの歌詞の
外国で飛行機が落ちました
ニュースキャスターは嬉しそうに
「乗客に日本人はいませんでした」
「いませんでした」
「いませんでした」
という歌詞にとても強いインパクトを受けまして、今でも心の片隅にこの歌詞が浮かんでいます。
イエモンの「JAM」の〈外国で飛行機が落ちましたニュースキャスターは嬉しそうに「乗客に日本人はいませんでした」〉に関して、あれは大使館への問い合わせを防ぐもの、嬉しそうではない、とかいった批判が目立つけど、あの歌詞はそんな狭い意味のものではないのではないか。
— 長瀬海 (@LongSea) January 4, 2017
「外国で飛行機が落ちました」と聞いて…。
「JAM」を聴き終わって、ぼくは「吉井和哉さんはどんな気持ちでこの歌詞を書いたんだろう?」とかそういう事にはあまり興味はありませんでした。ただ「凄い歌詞を作って歌にしたんだなぁ」と思ったぐらいです。
イエモン好きだし歌うまいけど歌詞はどうなのかね。飛行機事故で邦人がいません、という報道を揶揄する歌詞のことだけど、自分の家族が旅行している人のことを考えているのか。報道はそういう人にも向いている、とこの歌を聴くといつも思う。
— 旅行好きフレブル好き (@yapparidog) December 31, 2016
そして「外国で飛行機が落ちました」という歌詞で、ある飛行機事故のニュースを思い出しました。
それは2016年11月28日に南米コロンビアのサッカークラブチーム「シャペコエンセ」の選手たちが乗った飛行機が墜落したという事故です。
サッカーが好きな自分だからこの「外国で飛行機が落ちました」という歌詞ですぐにこの事故が思い浮かんできたのです。
乗客に日本人はいなかったけど日本のJリーグで活躍した選手も5人いましたがこの事故で命を落としました。
まだ事故から約1ヶ月しか経ってないし、世界のサッカー界に衝撃が走ったニュースだったからこそ1番にこのニュースがでてきたのです。
悲報
イエモン
外国に飛行機が落ちました
と
歌いやがった!シャペコエンセの悲劇から間もないのに
これかよ! #NHK紅白 #nhk #イエモン— 是政スポーツ元発行人@祝!BACHプラザ復活! (@koremasaspo) December 31, 2016
「ニュースキャスターは嬉しそうに」に疑問も浮かんだ
外国で起こった事故や事件はたしかに日本のニュースでも取り上げられることはたくさんあります。
よくキャスターが口にするフレーズ「この事故で日本人は含まれていないということです」というフレーズを皆さんもよく耳にすると思います。ですがそれをはたして嬉しそうに言っているかな?と引っかかる部分もあります。
日本人がいなかったらそこまで詳しくニュースでは取り上げないだろうし「では次のニュースです」といって別のニュースを取り上げることも多いですよね。
この部分の歌詞の前後を組み合わせて読んでみると「ニュースキャスターは嬉しそうに」という見方や捉え方が変わるらしいのですが…。
https://twitter.com/merannco_new/status/822072016282882048
このようにぼくは初めてこの「JAM」という歌を聞いてこれだけ頭のなかで考えさせられたというか、色々な出来事が思い浮かんだのです。
歌詞の理解についてはそれぞれ違うと思いますが、皆さんはどのように感じたでしょうか?
via:エンタメ娯楽街道 五十三次
http://j-lyric.net/artist/a0025ea/l00701e.html
via: J-Lyric.net
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