東京都港区の愛宕神社で、電子マネー楽天Edyによるお賽銭ができることが話題になりました。

お賽銭とは

画像引用:お賽銭の豆知識

楽天Edyによるお賽銭は1月4日限定で現在はできないのですが、電子マネーが広く普及していることもあり、抵抗なく利用されていたようです。

ただし、参拝客の大半は小銭を用意して現金でお参りしており、広く普及するにはまだ時間がかかることが予測されます。

しかし、電子マネーを使った参拝は、大勢の参拝客で列を作って待つような神社などにおいて、より必要とされる新しい文化だと思います。

賛否両論のお賽銭

参拝時の電子マネーによるお賽銭は、今のところ賛否両論あるようです。ご利益がないとか、文化的に小銭を用意するべきものだとか。

そもそもお賽銭は、叶えてもらった前回のお願いに対するお礼であり、その際に新しいお願いをするもの、という考え方を由来としています。

古くは米などの穀物や珍しいもの、貴重なものを提供する習わしであり、感謝の気持ちを表すものであれば現金にこだわる必要はありません。小銭などの現金をお賽銭とする文化は比較的新しいものです。

時代に沿うもの

時間に追われる現代の生活のなかで、スーパーやコンビニ等、レジでの会計に時間を取られないために電子マネーで会計を済ませるのは合理的なことです。

「合理的」という考え方で利便性や時間短縮ばかり追い求める風潮に対する批判もあることは知っています。しかし、文化や風習は古くからその時々の「いま」に合わせて生まれてきたものではないでしょうか。

現在、私達が古くから伝わる伝統と呼ぶものも、当時は当時の最先端だったわけです。

文化は庶民の生活が決める

そして、現在がスピードや効率重視なのであれば、その文化に一度は乗ってみるべきだと思うのです。変化を嫌がり、怖がり、その言い訳のために慣れ親しんだ古い文化にしがみつくくらいなら。

その上で古くからの伝統が優れていることを自分で証明したうえで、自分の好むやり方を選ぶことが、正々堂々とした批判の方法ではないでしょうか。

もし電子マネーによる参拝が本当にふさわしくない文化であるなら、自然に消えていくでしょう。

今のところ賛否両論あるでしょうが、成り行きを見守っていきましょう。事実、電子マネーによる小売店での決済は増えています。

画像引用:総務省

決済方法の一種としてお賽銭も存在するのです。

神様への奉納だから特別なのかもしれませんが、神様ならなおさら、忙しい私たちの電子マネーによるお賽銭に厳しい目を向けることなく、寛大に受け入れてくださるに違いありません。

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