今は「結婚する」という形も様々、それにちなんで、子を授かって結婚する「授かり婚」、入籍はせずに互いに生涯のパートナーと認める「事実婚」、お金持ちの方と結婚したら「セレブ婚」。
最近、結婚を発表したお笑い芸人の有田徹平さん(くりーむしちゅー)は、出会いが合コンだったことから「合コン婚」など。色々な「〜婚」とネーミングが付けられていますよね。
その中で、「卒婚」というキーワードがあるのをご存知でしょうか?
「卒婚」とは簡単に言うと結婚という形はそのままにして、夫と妻がお互い干渉せず、好きなように自由に生活すること。
結婚したら「家事や子育てなどの仕事を女性がするのは当たり前!」とされてる日本の風習にとらわれて、自分の時間が持てなかった妻が夫の定年退職の後、“好きなことをするには今しかない”と卒婚を希望するのです。
では、熟年離婚も増えてる中なぜ卒婚なのでしょうか?
「卒婚」希望の理由として
- 退職後、家にいる夫の世話係は嫌だ。しかし夫を嫌いな訳ではない。
- 夫の両親の介護の問題を抱えるのがつらい。
- ただ自分の時間がほしい。
- 離婚となると経済の不安がある。
- 新たなパートナーを探すエネルギーはないなど….
と言った意見が。
「卒婚」という言葉は、2004年に出版された「卒婚のススメ」で使用されており、2014年程前からちらほらと話題にはなっていたようです。
「卒婚」ルールとしては
- 浮気はしない
- 連絡は取れるようにしておく
- 経済面の整理をする
など….結婚している事に変わりはないので、そのような条件はあるでしょうね。
あと、同居、別居についての問題ですが、程よい距離を保つ事が前提ですから一緒に生活していても
「家事は分担する」
「少しの間、離れて生活してみる」
など夫婦間で話し合って、それぞれルールを作っていく事が円滑に過ごせる前提になるのではないでしょうか。
「卒婚」を実行し、夫婦の間に距離をおいたことで「夫の以外な面を発見した!」「お互いの大切さに改めて気付いた!」という意見もあるようです。
現在では、旦那さんが育休をとったり、奥さんが生計を立てて養ってるなど….
昔ならではの、結婚の意識は変わりつつあります。
加山雄三さんや清水アキラさんなど著名人も発表している「卒婚」は、夫婦の関係を良好に保つ為の一つの方法なのかもしれませんね。
http://news.livedoor.com/article/detail/12390331/
via:ライブドアニュース
via:深淵