条件「女性から」編
収入がいい・優しい・頼り甲斐がある・長男以外・面白い・イケメン・
安定した職業・地位がある・才能がある・誠実…
などでしょうか。
しかし女性の場合、条件に個人差が強く、
数、特に個々の内容に至っては顔ひとつとっても十人十色のようです。
(「イケメン」とされる顔は多種多様ですが、「美人」とされる顔は
認識の幅が狭いのと同じことでしょう。)
そして、ひとつふたつ条件を満たせば、その相手に他にどんな「一般的
マイナス要素」があっても構わなかったりします。
(例:はげている・太っている・親以上に年上・ブサイク・収入が少ない等)
条件「男性から」編
見た目がいい(かつ好み)・優しい・若い(当人の年齢があがっても対象年齢は
それほど変動しないもよう)・家庭的・理解がある・常に笑顔・はじらいがある・
母性的・女性らしい…
などでしょうか。
女性の場合順列的でなかったことに対し、こちらは重要度が直列に近いようで、
更に、いくつもの条件を兼ね備えていることも重要のようです。
そして先程とは異なり「一般的マイナス要素」はそのまま「マイナス」でしか
ないようで、「条件」をいくつか満たしていても、その「マイナス」があることによって、
「対象外」となることも。(ちなみに「夫にするならプラス要素」でも「妻にするならマイナス要素」ということも。)
他方、「条件」にそれほど個人差がないので、「詐欺師でもなんでもない一般の女性」
にも取り入られ易いという側面も。
(条件がわかりきっていると、そのフリをし易いということ。)
「条件」と言うより、「結婚に関する違い」は、
男性芸人と女性芸人を比較するとわかり易いでしょうか。
ところで、「条件」と「理想」は少し違いますが、
「少女漫画に出てくる男子」と「少年漫画に出てくる女子」では、
「それと類似する人物」が現実に存在する確率が高いのはどちらでしょうか?
では、「条件」はどうやって生まれるのでしょう。
いわゆる「本能と呼ばれる何か」からは逃れられないのでしょうか。
「人間としての心」より「いわゆる本能」に従って生きても自身にはそれほど害がない
という生まれながらの立場の人々には驚くところです。
しかし、「美しさや恥を決めるのは文化や風習」という話もあるようです。
「どういう見た目を美しいと思うか、体のどの部分を服で隠すか」は、時代や国、地域
によって差があるのは事実です。
あなたの結婚観は、「心以外の何か」によってゆがまされてはいませんか?
なお、「交際相手」と「結婚相手」で条件が違う、という派閥のことは省略しました。