2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、3本の湯気が立ち上る私たち日本人にとってはおなじみの「温泉マーク」の図柄を変更する・しないのニュースで賑わっている。
東京五輪では、日本国内が海外からの選手や観光客などで賑わう。海外の方に向け、レストランや旅館など、一目で認識できるスポットの表記は日本の課題だ。どうやらこの温泉マーク、海外の人にとっては「コーヒー」「ラーメン」といった温かい食べ物や飲み物に見えるという。
画像引用:Illust AC
当たり前に温泉だと思い込んでいただけに、今回ニュースを見て「確かにラーメンっぽいな」と感じた。これでは、海外からの観光客が食事目当てに温泉旅館へ足を運ぶことになりかねない。結果「日本にはなんてグレートなお風呂があるんだ!」と感動してもらえる可能性もあるが、目的とは違う認識違いはやはり避けたほうがよさそうだ。
そこで、経済産業省は新たな温泉マークの図案として、現在の温泉マークのシンボルである桶の中に人のピクトグラムを追加したものを提案。3人入っているのは公共施設であるという意味があるのか、確かに一目でお風呂であるという事がわかりやすくなった。
画像引用:Imgur
しかし、温泉関係者らはこの図案に対し反発をしている。そのため、現在のマークと併存させる方向で議論を進めているという。
正直、個人的にはどちらでも良いのではないかと感じる。「ONSEN」「Hot Spring」など温泉であることをわかりやすく追記すれば問題ないのでは…。
変なものを連想した。#温泉マーク pic.twitter.com/b4FcO40NFO
— イント (@tietie1209) December 6, 2016
新しい温泉マークが人を煮てるように見えるのは私だけ?
— デーブ・スペクター (@dave_spector) December 6, 2016
続いて稲妻温泉!温泉マークの中に、ゆの文字という斬新なデザイン初めて見ました。通り沿いにデカデカと迫り出しているので、遠くからでも目立ちます。しかし扇湯、花園新温泉といい13時過ぎでも普通に営業してるのすごいな。だいたい夕方から開くとこが多いからね。 pic.twitter.com/WJ5ObBjpJd
— タカ (@takamq) November 26, 2016
他にも改良の余地ありなのは、避難指示の標識や、高速道路、駅構内の標識。海外からの観光客が年々増加し、それに合わせ街中の看板なども多国語に対応するようになっている。JR東日本でも2016年8月20日から標識を日本語、英語、中国語、韓国語の4か国語が併記されたものに入れ替えている。
とはいえ、場所によってはまだ表記にブレがある。
あと、やはり気になるのは食べ物。2020年は多くの宗派で日本中が溢れるだろう。アルコールや豚肉など、私たち日本人が当たり前に口にしている食品も、世界には食べることのできない方が多くいる。レストランのメニュー表記や多くのお土産品、パッケージなどに一目でわかる使用食材のアイコンを取り入れるととても親切なのではないだろうか。
http://www.asahi.com/articles/ASJD64TZGJD6UHNB00P.html
via:朝日新聞デジタル
http://j-town.net/tokyo/news/localnews/235022.html?p=all
via:Jタウンネット東京都
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