発達障害についてもっと知ってもらえたら…。そんな思いから4コマ漫画と共に具体的なエピソードを紹介する「発達障害の日常マンガ」シリーズ。
この人に好かれたい!気に入られたい!と思えば思うほど空回りしてしまう経験ってありませんか?発達障害者の中には会話の中で空回りし、人間関係に疲れ切ってしまうという人がいます。
そこで今回は発達障害者がよりよい人間関係にこだわりすぎる理由について紹介していけたらと思います!
新しいストーリーと共に「大変だけど楽しい」発達障害者の生活を身近に感じてみてください。
ざっくり
考えすぎて空回り




なぜ人の気持ちを考えすぎるの?
①意外な発達障害の特性
漫画の中の私みたいに「これを話していいのかな?」と悩んだ末に当たり障りのない話や返事をしてしまうという経験はありませんか?「嫌われたくない!この関係性を大切にしたい!」と思えば思うほど、そういった悩みも多くなるのではないでしょうか。
私は話す内容にかなり悩んでしまいます。漫画で描いたように、誰に対しても「そこまで気にしなくていいのに!」というようなことまで毎回のように気にしてしまうのです。実はこれ、発達障害の「人の気持ちを気にし過ぎてしまう」という特性が原因です。
そんな特性があるの!?と驚く人もいるのではないでしょうか。実際に発達障害の特性として「人の気持ちが分からず、ついつい相手を困らせるような発言をしてしまう」というイメージを持っている人が多いと感じます。しかし発達障害者がみんな同じ特性を持っているわけではありません。中には人の気持ちを気にしすぎてしまう人もいるのです…。
②人の気持ちを考えすぎる理由
私は子供の頃、人の気持ちが分からずに空気の読めない発言をしてしまうことがありました。頭にパッと浮かんだことを話す度に「今 それ言う?」「え?何の話?」と言われてしまいます。言ってしまったらもうどうすることもできず「私のせいで困らせちゃった…」「もう話しかけてもらえないかも…」と強い後悔が残りました。
その暗い経験から後悔や不安な気持ちをもう感じなくていいように人間関係を上手く築きたい!人の気持ちをわかるようになりたい!という思いが強くなり、人の気持ちを気にしすぎるという特性が生まれてきたのです。

しかし、人の気持ちを理解することが難しいことに変わりはありません…。「これ、言っていいのかな?」と悩んだ結果、何も言えないことがほとんどです。「うん」「そーだよね」と意見を合わせてしまい、自分に自信がなく言いたいことを言えない生活が始まります…。
③人の気持ちを考えすぎた結果
私はどんどんと会話に対して自信がなくなり、自分の言いたいことや気持ちを隠しながら周りに必死に合わせるようになりました。感じていたストレスまでも必死に隠してしまっていたため、不登校になってしまうまで会話の中でかなり大きなストレスを感じていたことを自分も周りの人も気づけなかったのです…。

実際に、人の気持ちを気にし過ぎるタイプの人はストレスを溜め込みすぎて人間関係が嫌になってしまったり、ひきこもりになってしまうことが多いようです。本人も周りの人もストレスを溜め込んでいることに気づきにくく、かなり悪化してからではないと私のように問題に気づけないからなのかもしれません…。
力を抜いて会話をするために
①自分の気持ちを伝える
人間関係をよくしたい!と思うがあまり、積み重なっていくストレス。これを解消するには自分の言いたいことや気持ちをしまってしまうクセをなくすことです。
それには自分の気持ちを自分の言葉で伝えることがおすすめです。話したらまたみんなを困らせてしまうのではないか?と心配になる人もいるかもしれません。しかし実は、発達障害のある人もそうでない人も余計なことを言ってしまったり、タイミングが悪かったりと完璧に空気を読んで話をできる人はいないのです。それで喧嘩になったり、空気が悪くなってしまったりすることがあります。
では、そんな時どうしているのかというと、それは簡単なことです。自分が放った言葉について謝ったり、理解してもらうためにしっかり説明したりします。そうすることで、お互いを知り、もっとより良い人間関係を作ることができるのです。
私は相手に嫌われてしまうことを恐れて一度でも険悪な雰囲気になったら失敗だと思っていました。人の気持ちを気にしすぎる人は少なからず、人との関係で失敗することを気にしてしまっていることが多いのではないでしょうか?
けれども私が人と話しやすい考え方を探している中で感じたのは、相手を怒らせてしまうから何も言わないでおこう…ではなく、「怒らせてしまった時はしっかり謝ろう!困らせてしまった時は自分の言葉の意図をしっかり説明しよう!」と考え、伝えていくことが大切だということです。それがよりよい人間関係を築く近道だったのです。

②相談する
しかしそうは言われても、じゃあ今日から今まで人の気持ちを気にしてきた習慣をやめて、自分が言いたいことを言うようにしてみよう!とはならないかもしれません。そんな時は相談することも大切です。
精神科の先生やカウンセラーの方などの専門家の方に話せばゆっくりと解決できるかもしれませんが、オススメはまず身近な人に話をしてみることです。どんなことを気にして今まで自分の意見を言うことができなかったのか話してみると良いと思います。
私の場合「犬に性別を聞くのは失礼かを悩んで聞けなかった」という経験を話すと、みんなクスッと笑うことになります。それくらい相手の気持ちを考えすぎていたのです。考えている時は真剣でも、後からその出来事を他の人に話していると自分でも考えすぎていたなと感じることが多くあります。

話しているうちに「なんだ、こんなこと今まで気にしていたのか」と少しでも思えたら、それが人の気持ちを気にしすぎる習慣を解消する兆しになります。
また、考えていたことを自分の言葉で説明し、理解してもらうという一連の流れを繰り返すことで、私は自分の言葉に段々と自信をつけることができたと感じます。
まとめ
今回は人の気持ちを気にしすぎてしまうという特徴について紹介させていただきました。人に迷惑をかけたくない!困らせたくない!という思いから人の気持ちを気にしてしまうようになり、最終的に自分自身を苦しめてしまっている悩ましい特徴です。そしてそのストレスに気づけなかったり、気づいてもらえなかったりすることもこの特徴の悩ましい部分の一つです。
まずは自分を苦しめてしまっている原因が何なのかを知ることが大切だと思います。少しでもストレスを感じたら無視するのではなく、何がつらいんだろう?と立ち止まって考えてみてはどうでしょうか?
そこから自分自身のことを知り、少しでも生きやすい考え方や過ごし方を見つけるきっかけになれば嬉しいです。この記事を通して少しでも解決できていなかったストレスを解消する兆しが見えたら嬉しいです。
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