フィンランド語の動詞の受け身文・命令文
フィンランド語の動詞は、さまざまな文法要素によって形を変えます。
ここでは、フィンランド語の動詞の受け身と命令の表現について書いていきます。
受け身の表現
動詞タイプ②・③・④→不定詞+ -an/än
タイプ①では、語幹の最後の母音の a/ä は e に変わります。
動詞タイプ①:juhli-n juhli-taan
動詞タイプ①:vietä-n viete–tään
動詞タイプ②:juoda juoda–an
動詞タイプ③:tulla tulla-an
動詞タイプ③:mennä mennä–än
動詞タイプ④:tavata tavata-an
動詞タイプ⑤:valita valita-an
受動態の働きには、「~しましょう」という勧誘があります。
「~しましょうか?」は受動形+ -ko/kö になります。
命令の表現
命令形は動詞タイプに関係なく、主語が minä のときの現在語幹になります。
puhua → puhu-n ⇒ Puhu! 話して
syödä → syö-n ⇒ Syö! 食べて
mennä → mene-n ⇒ Mene! 行って
siivota → siivoa-n ⇒ Siivoa! 掃除して
「~するな」という否定は、この命令形・肯定の前に Älä を置きます。
Älä puhu! 話さないで
Älä syö! 食べないで
Älä mene! 行かないで
Älä siivoa! 掃除しないで
二人以上の「te」「あなたち」が主語である場合、語尾 -kaa/-kää をつけます。
一人に対する丁寧な言い方としても使えます・
動詞タイプ①、②、③ = 不定詞(タイプ①は強階梯) + -kaa/-kää
① puhu-a puhu- Puhukaa! 話して(ください)
käänty-ä käänty- Kääntykää! 曲がって(ください)
② syö-dä syö- Syökää! 食べて(ください)
tehdä- teh- Tehkää! やって(ください)
③ menn-ä men- Menkää! 行って(ください)
tul-la tul- Tulkaa! 来て(ください)
動詞タイプ④=不定詞の -ta/tä をとった語幹に t を足し -kaa/-kää をつけます。
*不定詞から最後の -a/-ä をとって -kaa/-kää をつけるやり方もあります
④ siivo-ta siivo- Siivo-t-kaa! 掃除して(ください)
levä-tä levä- Levä-t-kää! 休んで(ください)
否定形:肯定形に Älkää を足し、語尾 -kaa/-kää を -ko/-kö にかえます。
Lukekaa! ⇒ Älkää lukeko! 読まないで(ください)
参考
Finnish grammar – Wikipedia英語版
Finnish conjugation – Wikipedia英語版
『ニューエクスプレスフィンランド語』白水社

