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2025/9/10:フリーペーパーvol.114発刊!

ダウン症の画家、チョン・ウネさんの描く未来志向の絵

テレビで紹介された超ポジティブ画家

YouTube動画を散策していると素敵なニュースを見つけた。

韓国在住のダウン症の画家、チョン・ウネさんのニュースだ。

ウネさんは韓国国内では知らない人はいないというほどのインフルエンサーで、ドラマ『同床異夢2 君は僕の運命』でダウン症の画家役で出演したほどの知名度を誇る。

ウネさんは23歳の時に美大出身の母親に勧められて初めて絵を描くようになり、今では世界中で個展を開くアーティストだ。

ここまでの活躍に至るまでは過酷な困難があった。

ウネさんの母親はウネさんを授かって出産してから人生に絶望し、悲観的になったという。

ウネさんの父親も引きこもりがちになり、悲観するほかなかったという。

ウネさんはストレスから精神疾患を発症し、その道のりは決して平坦ではなかったという。

不細工な人はいない ウネさんの絵の魅力

超ポジティブ画家のウネさんの絵の魅力は何といってもその明るさにあると思う。

ウネさんのモットーは『不細工な人はいない』だそうでそのポジティブさに人々は惹かれるのだと思う。

ウネさんが『すべての人は美しい』というと容姿に関してコンプレックスのある多くの人たちは救われるだろう。

ダウン症のウネさんはドラマで出演を果たし、女優業もこなしている。

韓国では知らない人はいない、インフルエンサーなのだ。

日本で言えば、ダウン症の書道家、金澤翔子さんのような活躍を思い出す人もいるだろう。

ポジティブに生きられない毎日だからこそ

ウネさんの生き方に惹かれる人は世界中で大勢いることだろう。

私自身、二次障害の発症で毎日ポジティブに生きられないのが悩みになっている。

毎日、朝、起きたら何となく憂鬱でしんどく、きついのだ。それが症状なのだと分かってはいるものの、ネガティブ思考のスイッチが入るとなかなか切り替られない。

ウネさんの活動を見るとそんな自分が恥ずかしくなる。

ウネさんの画風はカリカチュアと呼ばれる、人物を誇張して描く画風も人気の一つだ。

その独特な画風は世界中の人を魅了してやまない。

昨今は生成AIが台頭しているがウネさんのような障害アートは絶対にAIには真似できないジャンルだろう。

人間が描いたからこそ価値あるその絵はただ単に絵の上手さという枠組みを超えて見る者を圧倒する。

ウネさんの画集も出版社から出版されている。

その本は『ウネさんの抱擁』。

葉々社という出版社から出版されている。

ウネさんの絵やエッセイが読める素敵な絵画集になっている。

これを機に手に取ってみるのもいいだろう。

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