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視覚障害者はどんな夢を見る?生まれつきの全盲と6歳までの記憶で見る夢は変わる

あなたはどんな夢を見るだろうか。私は夢を見ても、どんな夢だったか覚えていない。

私はずっと疑問に思っていたことが一つある。それは視覚障害者はどんな夢を見るのか。夢の内容は視覚からの情報をもとに作られていると私は思っていたので、視覚障害者は夢を見ないと思ったがそれは違うみたいだ。

国際研究グループが、視覚障害者は鮮やかな夢を見ることができると証明した。専門家が明らかにしたところ、視覚障害者もまた、視覚障害を持たない人のように頻繁に夢を見るが、視覚障害者の夢には匂いと味、音が 色濃く現れる

視覚障害者も夢を見ることができるという学者の発見のうち最も興味深い事実は、彼らの夢に暴力が含まれていないということだ。多数の被験者が参加した10年間の研究の後、視覚障害者の夢では、その人がその日にイメージしたものが多く映像化されるという。 さらに、視覚障害者は夢を見ている時、味、匂い、痛み、恐怖の感覚を感じる。 夢の中の映像をみれるのは、6歳までに視覚を失わなかった人だけだ。

視覚障害者の夢の中では、匂いと味、音、痛み、恐怖の感覚を感じることができることに驚きだ。視覚以外の感覚を感じることができるということは、健常視覚者よりリアルな夢を見ているということなのだろうか。どんな夢を見ているのかとても気になる。

国際研究グループの研究によると、夢の中の映像をみれるのは、6歳までに視覚を失わなかった人だけだという。

生まれつき目の見えない方でも、幼少期に絵本や童話の本を母親から読み聞かせられ、○○はこんな形をしているんだよ、こんな感じなんだよ、というように内容を頭の中でイメージしながら理解すると様々な夢を見ることもあるようだ。

目が見えなくても形のイメージは様々な方法で理解できる。もしかすると、生まれつき目の見えない子供の夢は、私たちが想像できないほどとてもファンタジーな世界が広がっているかもしれない。

https://jp.sputniknews.com/science/201611062979654/

via:Sputnik日本

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