個性豊かな登場人物たちと共に成長する物語
皆さんは、「僕のヒーローアカデミア」通称「ヒロアカ」という作品を知っていますか？
この作品は、2014年から週刊少年ジャンプで連載を開始した少年漫画で、作者は「逢魔ヶ刻動物園」や「戦星のバルジ」などを書いた堀越耕平さんです。連載開始の時から読者の圧倒的な指示を受けており、連載開始わずか1年足らずで単行本の累計発行部数が200万部を超えました。
次にくるマンガ大賞 これから売れてほしいマンガ 第1位
漫道コバヤシ漫画大賞2015 グランプリ
第8回マンガ大賞 第8位
10年の連載を経て、2025年の8月に惜しまれつつも連載終了になりました。
「ヒロアカ」は、2016年からアニメの第1期が放送開始し、2025年の現在までに第7期まで放送され、劇場版で4作品が公開されました。ベースとなる原作漫画の人気はあったとはいえ、第1期は、1クールの放送でありながらファン層を拡大させて大ヒットし、第2期以降は2クール制で放送されました。
これだけ話題になっているので、実際に本編を観たことがない人もその存在ぐらいは知っているという人も多いのではないでしょうか。そんな「ヒロアカ」を見たことがない人に、この作品がどんな魅力を持った作品なのか紹介したいと思います。
ざっくり
あらすじ
世界総人口の約8割が何らかの特異体質『個性』を持ち、その『個性』によって社会を守るヒーローという職業が脚光を浴びていた超人社会。
主人公の緑谷出久（みどりや いずく）は、ヒーローになることを夢見て、多くのヒーローを輩出する名門・雄英高校ヒーロー科入学を目指していた。しかし、彼は何の『個性』も持たない『無個性』。現実の厳しさ、不平等さを痛感する日々を過ごしていた。そんなある日、出久は強盗をして逃亡中だった敵（ヴィラン）に襲われてしまう。そこに現れたのは、人気と実力共にNo.1のヒーロー・『オールマイト』だった！
ヒロアカの魅力
困難な状況の度に成長する緑谷出久
緑谷はオールマイトに認めてもらい、個性を譲り受けるのですが、それはまだスタートラインに立ったばっかりです。
個性が体になじまず、1回使っただけでボロボロになったりと、悪戦苦闘してしまいます。しかし、個性を制御できるよう諦めず、人一倍努力します。その姿勢は脱帽レベルです！
誰もが主人公と思える登場人物たち
僕のヒーローアカデミアは、さまざまなキャラクターが登場します。緑谷に関わる同級生や先生、ヴィラン（敵）など多くの人物たちにもそれぞれの物語があり、誰もが主人公だと思う内容ばかりです。
全員が自分の目標に向かって進む、それを掘り下げながら進んでいくストーリーは、読んでいる読者が、それぞれの主人公に思い入れできる内容になっています。
作品を盛り上げる主題歌
人気アーティストが抜擢されているのも忘れてはいけないポイントです。ポルノグラフィティに始まり、米津玄師、LiSA、菅田将暉、MAN WITH A MISSION。優里など、さまざまなアーティストたちがオープニングやエンディングを盛り上げてくれています！
ポルノグラフィティ『THE DAY』
米津玄師『ピースサイン』
LISA『だってアタシのヒーロー』
菅田将暉『ロングホープ・フィリア』
MAN WITH A MISSION『Merry-Go-Round』
優里『カーテンコール』
「僕のヒーローアカデミア」で使われた楽曲は、オープニング・エンディング・劇場版主題歌を合わせると、31曲もあります。チェックしてみてください！
まとめ
皆さん、ヒロアカの魅力について分かってもらえたでしょうか？
無個性に生まれた主人公・出久が子供の頃から憧れていたNo.1のヒーロー・オールマイトに出会い、個性をもらい、個性をもらったことだけに満足せず、努力を続けていく…。話数が増えるごとに、困難が増えるごとに、努力し続けようとする出久の姿は自然と応援したくなります。
出久だけではなく、他の登場人物たちもそれぞれで努力する姿や思いが描かれているので、ぜひ、チェックしてみてはいかがでしょうか。
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