ポケモンGOブームも以前に比べると落ち着きました。このブームに欠かせないAR(拡張現実)ですが、「拡張」という通り、現実世界で私たち人間が感知できる情報(例:スマホのカメラ映像)に、別の情報(例:モンスター)を加え、現実を拡張するというもの。

今回取り上げるのは、似ていますが実は全然違うVR(バーチャルリアリティ)
バーチャル(仮想)というように、空想の世界を作りあげるのはもちろんですが、あらゆる空間をまるで現実の世界であるかのように体験するための技術です。

そんなVRの技術が医療分野にも広がっており、今年5月に統合失調症の特徴的な症状である幻聴や妄想を疑似体験できる装置を開発したといいます。これは驚き。

実際に疑似体験するには、まずは専用のアプリのダウンロード。そして、ディスプレイ・専用ゴーグル・ヘッドホンを使用し映像を見るというもの。実際に声は聞こえるものの、振り向くと無人、という状況や、お店の店員や客がまるで自分を嘲笑しているかのような感覚が疑似体験できるそうです。

アメリカでは、すでにVR技術を利用して兵士のPTSD(心的外傷後ストレス障害)やクモに対する恐怖症などの克服治療に応用されつつあるとのこと。日本でも、VRで再現した患者の臓器映像により、手術の”リハーサル”を行っているそうです。

人との対話が主だったメンタルヘルスのリハビリ領域に、ついにVRが突入する時代に。きっと今後の精神医学分野には、ますますバーチャルな研究や実践が増えていくのでしょう。

とはいえ、「統合失調症」と一言で表しても、実際に出る症状は人それぞれ。共通してみられることとして”精神の分裂症状“が挙げられています。

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via:産経west

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