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2018.10.10:フリーペーパーVol.31発刊!

完璧な診断は難しい!この時期、急激に流行る「風邪」。ウイルスは200種以上にも!

簡単に診断しかねる病気、風邪。あなた自身、周りのご家族や友人、同僚にも風邪ぎみでマスクをつけた方が多くなってきたのではないだろうか。実は、簡単に症状を診て、一言で風邪だと診断できるわけではないらしいのである。

なぜ?ウイルスや菌を検査するだけでは?と思うかもしれない。風邪の診断について丁寧に紐解いている記事を見つけた。風邪といっても、あまりに幅広いため「ウイルスによる上気道感染症」と定義したものだ。

上気道とは鼻・のどなどのこと。風邪の正確な診断とは“ウイルス”が“上気道”に悪さ(感染)をしていることを証明することになるという。病院では、その証明がほぼ不可能なのだそうだ。

私の子供たちもよく風邪症状が出るが、お世話になっているクリニックのじいちゃん院長先生は、簡単に風邪とは診断しない。喉が腫れてるねとか、鼻とくしゃみがひどいからこの薬を出そうかねとは言うのだが、風邪とは断言しないのである。

ここで気がついてほしいこととして、「風邪を確定しない医師が悪いわけではない」という点がある。「風邪である」と判断しないことは、検査に関係した現代医療の限界のひとつなのだそうだ。

病院に行くと、私たち患者は「病名を判断してもらえる」と思いがちだ。しかし、似たような現代医療の限界はさまざまな場面であり、そのもっとも身近な病気が「風邪」なのだ。

これまでもそうだが、検査・治療などの決定においては、患者の協力は欠かせないとされる。

それにはいくつか理由はあるので患者さんにとってもいろいろメリットがあります。

  • 過剰な検査による弊害を減らせる(嘘の検査結果:偽陽性にふりまわされない、検査の合併症を減らせる)
  • 必ずしも必要ではない治療による弊害(薬の副作用)を避けられる
  • 高額な医療費を軽減できる(家計にも優しい)
  • 病院受診による医療暴露による耐性菌の獲得や別な感染症をもらって帰ることが減る

できるだけわかりやすくい説明を受けるためにも、患者側も詳しく症状や発熱時間などを医師へ報告すると良いだろう。これこそが、自分自身、家族の身を守ることにつながる。

医師の世界では、「風邪」について体系的に学ぶ場は医学部でも卒業後もほとんどないのが現状だと、日本内科学会総合内科専門医である岸田氏は話している。

拙著『誰も教えてくれなかった「風邪」の診かた 重篤な疾患を見極める!』が医師の世界でベストセラーになったのもこの現状を反映しているのかもしれません。

最良なセルフケアのためにも、患者自身が専門家になって医師に伝達する術を身につけると良いのかもしれない。

「たかが風邪」「病院なんて行かなくて大丈夫」という方も多いかもしれないが、気軽に判断せず、きつい時などは早めに病院を受診しよう。

実は肺炎を悪化させていたというケースや、他の症状が発覚するケースも少なくないのだ。

ちなみに今年の冬は、西日本中心に「おたふく風邪」の感染が拡大中で、「マイコプラズマ肺炎」は全国的に大流行しているという。幼児やお年寄り、疾患や他の持病をお持ちの方は特に十分感染防止を心がけだほうがよいだろう。

http://toyokeizai.net/articles/-/142562?page=3

via:東洋経済

http://news.ameba.jp/20161020-582/

via:アメーバニュース

http://www.j-cast.com/healthcare/2016/11/03282448.html

via:J-CASTヘルスケア