今年もこの時期が来ました
先日、第16回CDショップ大賞2024の入賞作品が発表されました。CDが売れない昨今ですが、CDショップ大賞は優れた作品、新しい音楽の発掘に大いに貢献していると思います。
今回は入賞作品の紹介と僕が気になったアルバムについて書かせていただきたいと思います。CDショップ大賞は2022年12月26日〜2023年11月30日までの新譜発売作品の中から栄えある作品を選びます。あなたのおすすめのアルバムが選ばれるかも!
ざっくり
何回でも聴きたい素晴らしい作品=♯神アルバム(と呼べるような作品)<赤>
CDショップ大賞は<赤>部門と<青>部門に分かれます。今年はどちらも10作品、入賞しました。では<赤>から紹介いたします。
カネコアヤノ『タオルケットは穏やかな』
King Gnu 『THE GREATEST UNKOWN』
スピッツ『ひみつスタジオ』
ずっと真夜中でいいのに。『沈香学』
cero『e o』
Vaundy『replica』
back number『ユーモア』
Mrs.GREEN APPLE『ANTENNA』
Mr.Children『miss you』
YOASOBI『THE BOOK 3』
そうそうたるアーティストが選ばれています。King GnuやVaundyはやはり入賞するでしょうね。バランスの取れた10作品だと思います。
新人の素晴らしいアルバム。店頭から全国に向けて発信出来るような賞をきっかけにブレイクが期待される“本当にお客様にお勧めしたい”作品<青>
次は<青>の10作品です。
新しい学校のリーダーズ『マ人間』
炙りなタウン『炙りなタウン1 -死にたくなってからが本番-』
アルステイク『風』
XG『NEW DNA』
結束バンド『結束バンド』
サバシスター『アテンション!!』
tonun『Intro』
TOMOO『TWO MOON』
Penthouse『Balcony』
ブランデー戦記『人類滅亡ワンダーランド』
この10作品の発表には心躍りました。TOMOOとブランデー戦記の入賞は本当に嬉しくなりました。アニメ、「ぼっち・ざ・ろっく!」の結束バンドも入賞、すごいです。
スピッツ『ひみつスタジオ』
僕が気になったアルバムの一つです。スピッツの17枚目のオリジナルアルバムの今作。相変わらずのクオリティで安心感が半端ないという、スピッツのアルバムのダイナミズムはやはり健在です。そしてまた実験的なこともやるという、スピッツ、あっぱれです。
i-o(修理のうた)
i-oとはジャケットのロボットのことで、「アイ・オー」と呼ぶそうです。一曲目からこの曲にやられました。屈指のメロディーライン、壮大でまた日常的でもある愛のテーマ、またも名曲を作ってしまったスピッツです。
美しい鰭
先行シングルとなる46thシングル。この曲は大ヒットしたので、聴いたことがあるという方も多いでしょう。サビでの草野マサムネの美しい裏声がすごく印象に残ります。この曲はTVでも披露されました。全くぶれない草野マサムネの歌声でした。どこまでも繊細で、すさまじく強靭な歌声でした。
未来未来、紫の夜を越えて
民謡出身シンガーソングライターの朝倉さやがゲストボーカルとして参加しているこの楽曲。この人の歌の力強さもあいまって、この楽曲は僕の中でこのアルバムのハイライトだと思います。何故か涙が出そうになるこの楽曲。この楽曲からの次の楽曲、「紫の夜を越えて」の流れは全く素晴らしすぎる!
上記の楽曲が僕は好きで、書かせていただきました。スピッツ、やはり間違いないアルバムです。未聴の方は是非とも聴いていただきたいと思います。
Vaundy『replica』
このアルバムも気になったアルバムです。Vaundyの2枚目のオリジナルアルバムです。全35曲、CD2枚で構成され、うち21曲が既発リリース曲であり、19曲がタイアップ曲です。すごい数字です。いかにVaundyが前作から貪欲に活動して、支持されたかを物語っている数字です。CD2枚組なのは、1枚目をオリジナルアルバムとして、2枚目を数多くのシングル曲を網羅したベストアルバムのように構成するためだと思います。
ZERO
やはり才能の塊、Vaundy。いきなりこの楽曲はまぁ上がりますよね。英語の歌詞かと思っていたら、Vaundy本人曰く、歌詞が無い楽曲だそうです。自由な発想で、とても素晴らしい試みだと思います。
カーニバル
この楽曲もカッコイイですね。Vaundyのボーカルも素晴らしいですし、楽曲のパートごとに感情を使い分け、聴き手の心を揺さぶることに成功していると思います。Vaundy、まだ23歳だそうで、相当努力を積み上げたのを想像することが容易です。
逆光-replica-
Adoに提供した楽曲のセルフカバーです。もはや説明不要のギラギラしたカッコ良さ!ゲストメンバーも豪華でギターは凛として時雨のTK、ベースはマキシマム・ザ・ホルモンの上ちゃんです。
呼吸のように
これほどまでにエモーショナルで心を揺さぶる楽曲も作れてしまうVaundyの底力に畏怖の念を覚えます。僕の中でこのアルバムの白眉です。
replica
Vaundyらしい、Disc1の締めくくりの楽曲。この楽曲で終わらせるところに、すさまじいセンスと矜持を感じました。やっぱりすごいな、Vaundy!
以上の楽曲が僕は心に響きました。Disc2も聴きどころばかりなのですが、オリジナルアルバムの完成度というところでDisc1からの楽曲を選びました。未聴の方は是非是非チェックしてみてください!
いかがだったでしょうか
今回は気になったアルバムとして、スピッツとVaundyの記事を書かせていただきました。どちらも<赤>からですね。<青>はTOMOOに是非とも大賞を受賞してもらいたいと思っています。TOMOOの記事は以前書かせていただいているので、今回は割愛させていただきました。大賞は3月に発表予定です。とても気になるトピックです、楽しみに待ちたいと思います。それでは今回も読んでいただきありがとうございました!
(2024年1月22日時点)
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