毎日が退屈なあなたへ
「人は習慣でできている」という言葉があります。朝起きて食事をし、歯を磨き、お風呂に入る。これらもまた、幼いころから繰り返し行って身についた習慣です。私たちの暮らしも習慣の積み重ねでできています。
時には、ルーティーン化された日々にマンネリを感じることもあるでしょう。そんな時にはやりたかったこと、興味があることにチャレンジしてみませんか。何もすることがない、趣味がない、楽しいことがない。そんな人たちに贈る、生活がちょっと楽しくなるヒント集。
週に一度「ご自愛デー」をつくる
いつも頑張っている自分を労る日をつくりましょう。週のどこかの曜日を自分の日と決めて、好きなことを心ゆくまで堪能するのです。家でゆっくり過ごすのも良し、外出するのも良し。心に癒しと栄養をたっぷり注いであげましょう。
- 喫茶店でいつもとは違うメニューを頼んでみる
- 手作りのランチを持って近くの公園でピクニック
- お菓子と飲み物を用意して、映画やゲーム、ネットサーフィン
- 花屋で自分だけのために花束をオーダーする
- 美術館や博物館に足を延ばしてみる
- ストレッチやウォーキングでリフレッシュ
週に一度自分の日をつくると、生活にメリハリがつきます。是非「special day」を楽しんでみてください。
新しいことにチャレンジしてみる
日々の生活に退屈さを感じることもあると思います。そんな時は、やりたかったこと、興味があることにチャレンジしてはいかがでしょうか。資格取得や習い事などのスキルアップや、趣味など。何も思い浮かばないという方は、ブレインダンプ(悩みや考えを紙に書き出す行為)をおすすめします。
- 登山やキャンプなどのアウトドア
- 趣味のサークルやゲームのオフ会に参加
- 脳トレやリアル脱出ゲームなどの参加型イベント
- ボランティア
- お寺での写経体験、神社仏閣巡り
新しいことにチャレンジすると、脳が活性化するそうです。心がウキウキ、ワクワクすることを探してみて下さい。
アナログ散歩
天気の良い日はスマホ、お財布をバッグに忍ばせて、マップを見ずに散歩してみるのはいかがでしょうか。「自分から迷子になる」行為は脳に刺激を与えてくれます。デジタルデトックスにもなり、体も心もリフレッシュできますよ。
街並みの雰囲気も時間帯や曜日によって変わる。行き交う人々をぼんやりと眺め、それとはなしに目についた店に入ってみる。建物の陰に咲く名も知らぬ花、誰かが落とした手袋、どこかから漂ってくるパンの焼ける香ばしい匂い。誰にも縛られることのない猫や小鳥のように、一日中ふらふらと歩くのも、また楽しい。歩くのに疲れたらマップを見ながら、自分にお土産を買って帰りましょう。
体と心が自然に溶け込んでゆく感覚に浸りつつ、迷子散歩を楽しんでみて下さい。
喜びのかけら
足元を見れば美しい野の花が、空を見上げれば星があるように、日常の中には喜びのかけらがたくさん散らばっています。それらをそっと拾い集めて、心の中の泉に浮かべてみて下さい。いつかあなただけの色の花が咲くでしょう。
岩本素白『素湯のような話─お菓子に散歩に骨董屋』(ちくま文庫) 早川茉莉編
暇さえあればステッキ手に独り街を歩き、路地裏で思わぬ発見をする素白先生。自然を愛でる心や物を見る姿勢は静謐な文章となり哀感が心に響く。幻小説1編併録!解説:伴悦、山本精一 2014年1月刊#ちくま1000「本」ノック85 pic.twitter.com/0Q570xDxB1— 筑摩書房 (@chikumashobo) March 25, 2018
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