2016年4月1日に「障害者差別解消法」が施行されましたが、世の中にはどのような合理的配慮(ごうりてきはいりょ)が飛び交い、障がいのある人々は日々、どのような合理的配慮と向き合っているのでしょうか?
人気シリーズ【GO!HI!的日常】では、車いすユーザーが身の回りで起こったさまざまな出来事の中から「それって合理的!」あるいは「それは合理的じゃないよね!」と感じたエピソードを紹介。イラストレーターの《えりこ》、ライターで1児の母の《かおり》で構成された「トリプル☆リー」が制作しています。
※当コンテンツは南日本新聞で2017年10月から掲載開始。今回は2023年10月11日に63回目として掲載された紙面オリジナルコンテンツ【GO!HI! ゴーハイ的合理的配慮な日常】のバックナンバーとしてお届けします。
車いすユーザーにうれしい新幹線
先日、久しぶりに新幹線で旅行に出かけた時のこと。
新幹線の車いす席が3タイプもあることに驚きました。
1つ目は座席が設置されていないスペース広めタイプ。
2つ目は座席が横にあるタイプ。
誰かと隣同士に座りたい人や、
3つ目は個室で座席がベッドになるタイプの多目的室。
日頃から選択肢の少ない日常で過ごしていると、
障害があってもなくても自分らしく過ごすために、
Illustration by えりこ