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発達障害者のインフルエンサー『みらいのリスト』さん

Neurology doctor holding a brain in concept of dementia and mental health. Medical future technology and innovative concept. Mixed Media

Twitter界に登場した発達障害者のインフルエンサー

 

Twitterに今年に入ってから精神疾患や発達障害、知的障害がトレンド入りすることが多い。毎日のようにTwitterにメンタルヘルスや障害関連のワードがトレンド入りする中でその潮流を担うアカウントがある。

それは発達障害者のインフルエンサー、『みらいのリスト』さんだ。私自身、Twitterを始めてから驚いたのは発達障害が思った以上に話題になっているTwitter上の言論空間だった。

発達障害の誤解をとくために始まったアカウント

 

『みらいのリスト』さんのアカウントは個人がやっているアカウントで本人も発達障害の当事者だ。フォロワーは2万人を超え、発達障害でTwitterをやっている人ならば一度は目にしたことがあると思う。

『みらいのリスト』さんがTwitterを始めたきっかけは2018年に起きた新幹線殺傷事件だった。加害者の青年が事件を起こした原因がまるで、発達障害だけのようにメディアで報道され、これではいけない、と思い立ち、情報発信を始めたという。

『みらいのリスト』さんの情報発信力には目を見張るものがある。『みらいのリスト』さんから発せられた情報で知った発達障害にまつわるトピックスも多かった。

社会に一定数の波及効果があるインフルエンサー

 

『みらいのリスト』さんの情報発信力は毎分のように入って来る発達障害にまつわるニュースを独自の視点で紹介し、その反応のリツイートをさらにリツイートして紹介している。Twitterのいい特性を生かした活動を一人で行っている。

私も何度か、リツイートされたことがある。『みらいのリスト』さんには会ったことはないけれどもまるで、何度も会ったことがあるように感じられる。発達障害がTwitterのトレンド入りを果たすことが多い中、『みらいのリスト』さんは社会に一定の波及効果があるのは明白だ。

 

社会に偏見だけではないTwitterの言論空間

今までの私ならば、Twitterというと発達障害への誹謗中傷や偏見で満ち溢れ、とてもじゃないが見てもいられないという印象が多かった。しかし、『みらいのリスト』さんのように当事者が当事者のための活動を積極的に行っている光景を目の当たりにして納得した。

発達障害がTwitter上でトレンド入りする際も必ずしも偏見や誹謗中傷ばかりが横行するわけではないのも付け加えておく。

Twitter上は偏見や誹謗中傷もあるがそれだけではない言論空間が生まれている。

ひふみよベースで出来ることとは

私は今、ひふみよベースで発信をしている障害者のウェブライターだ。私にできることは『みらいのリスト』さんのように適切な情報を読者に提供することだ。ひふみよベースで発信するようになってからTwitter上でのトレンドを極力注視するようになった。

これもいい情報の材料になるかもしれない、と思えば、多種多様な情報も情報発信する際のいい傾向になる。ネット上にはまだ自分が検索できていないだけで有益な情報もたくさんある。『みらいのリスト』さんのように的確な情報を発信できるようになりたい。

 

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