障害者差別解消法が執行されて早くも7ヶ月がたちましたが、皆さんの周りでは何か変化はあったでしょうか?
私はこのニュースをみて、社会が変わってきているのか疑問に感じました。
兵庫県尼崎市の全盲の会社員、深谷佳寿さんの話です。
障害者差別解消法は執行されたのが今年の4月ですが、深谷さんは病院で盲導犬の同伴を拒否されたようです。
病院に入り、11階にある健診センターへ向かうため、エレベーターに乗ろうとしたところ、病院職員に「犬は同伴できません」と止められたという。
そこにあったのは「病院のルール」です。
障害者差別解消法では、補助犬の同伴は認められています。が、病院ではこの「病院のルール」を優先して盲導犬は警備室で預かることになりました。
補助犬の同伴を拒否された体験のある人は少なくない。NPO法人「日本補助犬情報センター」(横浜市)が、昨年の9~12月に実施した補助犬ユーザーを対象にしたアンケート(回答数48人)によると、飲食店などで同伴を拒否された経験があるのは、66%に上った。このうち、47%の人は、医療機関でも同伴拒否された経験があると回答している。
このように、まだまだ補助犬への理解が足りず障害者差別解消法が執行された後にも多くの課題があります。
その後、深谷さんの行動によって病院側も補助犬の受け入れ体制を整えました。
深谷さんはその日、改めて電話で病院側に法律の順守を申し入れた。病院側には当初、動物を介して感染する感染症などへの不安があったが、厚生労働省の見解などを確認した上で、受け入れ態勢を検討。2週間後には病院のホームページで「身体障害者補助犬の受け入れについて」という方針を公表し、受け入れはもちろん、来院者にも理解を求めた。
補助犬を理解すれば、対応してくれる施設は多くあると思います。
しかしながら、まだまだ補助犬などの理解は深くありません。
わたしの地元の鹿児島でも、こういった取り組みは行われています。
画像引用:手話と聴導犬を広めたい☆Y-SMILE.あずみんのスマイルブログ@広島
鹿児島補助犬普及プロジェクトです。
このプロジェクトでは、補助犬の普及を訴えるとともに「どこに出かけても入店拒否されない環境」を目指しています。
こういった知るイベント、理解をするイベントが増え「病院のルール」というような独自のルールではなく社会が補助犬を理解して受け入れる体制が整っていくことをわたしは願っています。
https://readyfor.jp/projects/kagoshimahojyoken
via:READY FOR?
http://www.sankei.com/life/news/161019/lif1610190013-n1.html
via:産経ニュース
http://ameblo.jp/nikonikoazumin/entry-12210541104.html
via:手話と聴導犬を広めたい☆Y-SMILE.あずみんのスマイルブログ@広島
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