サイトアイコン より良い社会を目指すメディア HIFUMIYO TIMES

暗闇のなか白熱する「ゴールボール」の世界

東京五輪・パラリンピックまで、いよいよカウントダウンが始まった、この夏。普段はスポーツに疎い自分も、4年後に向けて今回初めてパラリンピックを観てみました☆

そしたら…面白い!!

前々から気になっていた車イステニスやラグビーから、こんなスポーツがあったのか!という、知らなかった分野を知ることができ、毎日TVをつけて作業をするのが日課になっていました(*´◒`*)

そのなかでも特に楽しく観戦していたのが、ゴールボール

コチラの映像で初めて観たのですが、とても格好良く、実際に観られるのを楽しみにしていました!

ゴールボール競技は、第二次世界大戦で視覚に傷害を受けた傷痍軍人のリハビリテーションの効果を促進するために考案されたリハビリテーションプログラムの一つでしたが、1946年にオーストリアのハインツ・ローレンツェン、ドイツのセット・ラインドルの両氏によって競技として紹介されたのが始まりとされています。

現在、IPC(国際パラリンピック委員会)の加盟団体であるIBSA(国際視覚障害者スポーツ協会)の公認競技となり、またパラリンピック大会夏季大会20競技の一つで、視覚障害者の正式種目(球技)として行われています。

この競技は、アイシェード(目隠し)を着用した1チーム3名のプレーヤー同士が、コート内で鈴入りボール(1.25kg)を転がすように投球し合って味方のゴールを防御しながら相手ゴールにボールを入れることにより得点し、一定時間内の得点の多少により勝敗を決するものです。

こうして文字で見ると「ただボールを投げて守るとか簡単じゃない?」と思われそうですが、投げるのも守るのも、真っ暗闇の世界で繰り広げられます。

視覚障害者は弱視~完全な盲目の方と、症状は様々。

その為、対等になるようにと選手は皆 目隠しを付け、完全に見えなくさせます。

頼みの綱は、会場全体を包む空気と耳から伝わる鈴の音だけで、観客の歓声すら禁止される無音の試合。観客側にも選手の緊張感や息遣いが感じられ、自然と会場全体が一体になります。

そんな中繰り広げられる、選手たちによる激しい攻守。ボールを投げるのにも、足音を消して投げる位置を替えたり、変化球を投げたり。

こう来たか!のオンパレードの上、動きが激しく集中力必須のスポーツなので、毎回前のめりで鑑賞していました☆

残念ながら、日本はロンドンパラリンピックからの2連覇にはなりませんでしたが、4年後の試合も楽しみにしています♪

そのためにも、ルールを!まずはルールを覚えねば!!毎回レフリーが笛を吹く度にwhat!?状態でした( *ω*)

ということで、ゴールボールについて描いてみました!

ゴールボールもそうですが、パラスポーツは障害者と健常者の垣根が無く、興味を持った方は場所と機会さえあれば、誰でもチャレンジできる競技が多いように思います。

まだまだ知らない競技もあるし、もっと普段から観れるようにして欲しいなぁ(๑ˇεˇ๑)

via:日本ゴールボール協会オフィシャルサイト

モバイルバージョンを終了