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2023/12/10:フリーペーパーvol.93発刊!

メンタルケアにはビジネス書がいい!

比べてしまう心の傷

何か、疲れたなあ、へこむんですけど……と思う方も多くなったコロナ禍の今、私は複雑性PTSDで苦しんでいた。複雑性PTSDとは複雑に絡み合ったトラウマや心の傷で発症し、私の場合、主に自身が持つ、発達障害への誹謗中傷が主な原因で、複雑性PTSDを発症した。
本屋に行くとどうしても、メンタルケアやメンタルヘルスのコーナーに足を運ぶ。複雑性PTSDの当事者の本や毒親系の本などを読みあさったが、むしろ、私には合わず、余計に具合が悪くなる日も多々あった。もちろん、参考になる本もあったが、その本の作者と私のトラウマ体験を比べてしまい、負のループに陥った。

むしろ、トラウマ治療として役に立ったのは、一件関係ないようなジャンルの本だった。

ビジネス書っていい感じ

ビジネス書のコーナーに行くと、心拍数が落ち着くことが多いのに私は気付いた。心理学の本を読んでいるときにはなかった、心が晴れやかになるような体験がビジネス書にはなぜか、あった。ビジネス書では基本、ネガティブな思考をプラスに変換する方法を重視する。そんな前提が来る日も来る日もネガティブになりがちな私の思考法にはマッチしていたのだろう。

認知行動療法にもなるビジネス書

認知行動療法とはトラウマ治療などで、自身の認知のゆがみであるスキーマを客観視し、その問題を解決すべく、紙の上やパソコン画面上などに書き記していくというもの。私も何度も入院中などに認知行動療法を勧められ、23歳の入院時をきっかけに『いいことノート』を始めた。いいことノートとは箇条書きで現状に対するポジティブなワードをとにかく書き記していくというもの。
そのいいことノートの方法とビジネス書に代表されるような手帳術や時間管理の仕方などに類似性があると気付いたのだった。

バレットジャーナルとは

同じように考えていた当事者が適格な管理術を考案している。それは学習障害の当事者であり、アメリカ在住のデザイナーのライダー・キャロル氏が考案したマルチタスク管理術である。キャロル氏は幼少期の早い段階から学習障害の困難さを克服するため、自身が編み出したマルチタスク管理術を考案した。
バレット(=箇条書き)を多用することからその名がついた。
どうしても、管理術や手帳術はハードルが高く、三日坊主になりがちで、苦手意識を持つ方も多いだろう。キャロル氏自身も学習障害で苦手だった『書く』作業を克服するためにこのバレットジャーナルを考案したようである。

三日坊主でもいいい

バレットジャーナルの特徴は何でもありだ。箇条書き自分の克服したいトラウマややりたいことを書いて、絵も添えたり、シールを貼ったり、と自由自在な点がいいところ。バレットジャーナルの応用編として、私自身も認知行動療法の一環で3年日記を付けているが、何日もためたり、好きなだけ書いたり、シールを貼ったり、俳句や短歌を添えたり、と割と気ままに書いている。書店で売られているような日記帳はハードルが高いと思う方は100均の日記帳やノートでもいい。
ビジネス書を特集した日経ウーマンなど、経済紙では日記や手帳などの愛用が心身の健康を保つ秘訣になる、とよく特集されている。
私自身は10代のうちに二次障害を発症し、多忙なビジネスマンが読むようなビジネス書に色眼鏡があったが、困難な人生を送った方にこそ、ビジネス書の理論は役に立つと読みながら納得した。

ビジネス書は精神疾患の当事者にも魅力的

ビジネス書のいいところは読者の意欲を引き出す点だ。どうしても、当事者の手記などは、作者自身のトラウマを全開にして、個人的に欲しい情報が得られず、余計にネガティブな思考回路に陥るケースが少なからずあった。
同じように困難な人生から得た教訓を昇華し、多数のビジネス書を手がけている中島輝さんの本も参考になる。
コミュニケーションツールも人を問わず、ビジネス書から学ぶことは多いのだ!

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