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2024/12/10:フリーペーパーvol.105発刊!

自信を失ったときの対処法「自己肯定感365日BOOK」著:中島輝

毎日見るだけ、365日分の対処法

何か、疲れたなあ……と思っている方はコロナ禍になってから、増えた、とTVやネットニュースでも多く取り上げられている。私も自身の疾患で対人関係での疲れやすさがあり、何度もへこんでは落ち込み、自己肯定感を下げる日々を送っていた。

しかし、とある日、本屋さんで一冊の本と出会った。それは『自己肯定感365日BOOK』(著:中島輝)だった。
こういう本、探していた! と大げさに言っても過言じゃない本。
初めて、中島輝さんの第一弾の本、『自己肯定感の教科書』が本屋さんに並んでいたのを見たとき、『これだ!』と運命的な出会いをした。同じように思った人がいたのだろう、この本はその後、たちまち、ベストセラー作品になった。

365日やれる自己肯定感 ~365日分の自己肯定感的チョイス~

本書はその『自己肯定感の教科書』と第二弾の『自己肯定感ノート』のさらに具体的に示された、そのまま、ズバリ、『365日やれる自己肯定感』である。
この本の最大の特徴。それはどうしても、個人ではやりにくい『認知行動療法』を手軽に一人でやれる、アドバイスを導いてくれることだ。受診した病院でも主治医から認知行動療法を勧められ、何度か、トライしたものの、何度も挫折を繰り返してきた私。この本に提示された方法は、サボりがちな私でも続けられた。

例えば、『365日やれる自己肯定感』の本から抜粋、一日目のコラムから、『自己肯定感は上下することを知っておく』。どんなに強靭な精神力のある人でも、自己肯定感は下がりやすく、生きていくうえで自己肯定感は大事な力になる。

いいことノートを始めてから変化した生活の質

この本に 出会う前の入院中に私は、看護師さんから『いいことノート』を勧められ、どんよりとした病棟内でひたすら、ノートとペンを握って、『いいこと探し』を行っていた。いいことノートを書く前と後では、きつい毎日であっても、徐々にではあるが、回復していった。自分の感情を紙の上に起こすのは、脳科学的にも効果がある、と本書でも示されている。

あれから、色んな『自己肯定感』の本を手に取ったものの、数ある本の中で中島輝さんの本が私にとって、いちばん、効果があった。どうしても、トラウマを扱った本になると、作者の主観だったり、個人的な告発に終わり、全然役に立たない……と思う場合もしばしばだった。しかし、中島輝さんの本は、中島輝さん自身の壮絶な人生の教訓をもとに客観的なデータに基づいて、すべての心が疲れた人に寄り添うような、提示で締めくくられている。

自己肯定感が高まると、どんなに不遇の人生であっても上向きになり、生きる力がみなぎっていく。

自己肯定感の重要性

中島輝さんの第一弾の本である、『自己肯定感の教科書』には、自己肯定感の重要性が書かれている。
第1章に自己肯定感の説明がある。
第2章に、『自尊感情』、『自己受容感』、『自己効力感』、『自己信頼感』、『自己決定感』、『自己有用感』の6つの大事な自己肯定感に関する感情が詳細に提示されている。
具体的な事例をもとに、この6つの感情がいかに失われると、自分自身の心が弱くなり、気力がなくなるか、示されている。
そこで、自己肯定感を一瞬でパッと高める方法が第3章に示されている。
この一瞬で自己肯定感を高める方法が365日、提示された本が『365日やれる自己肯定感』である。
第4章は自己肯定感をじわじわ高める方法が、ワーク形式で示されている。

コロナ禍であっても発揮される自己肯定感の発揮

私は去年、1年間、中島輝さんの『自己肯定感diary』を実践し、やる前とやった後では、とらえ方の違いに圧倒された。やる前は、常にネガティブで、後ろ向きで、何をやっても失敗ばかりで、その負のループから抜け出せなかった。
その効果はコロナ禍であっても、大きく発揮された。どんなに感染者が増え、戦争が始まり、暗い世相に覆われても、立ち上がるときは立ち上がれたのだ。今でも、気分の変動でつらくなるときもあるが、私はそういうときこそ、中島輝さんの本を再読しようと心に決めている。

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