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【GO!HI!的日常】多目的トイレの数が圧倒的に足りない!

2016年4月1日に「障害者差別解消法」が施行されましたが、世の中にはどのような合理的配慮(ごうりてきはいりょ)が飛び交い、障がいのある人々は日々、どのような合理的配慮と向き合っているのでしょうか?

人気シリーズ【GO!HI!的日常】では、車いすユーザーの3人が身の回りで起こったさまざまな出来事の中から「それって合理的!」あるいは「それは合理的じゃないよね!」と感じたエピソードを紹介。イラストレーターの《*マリコ*》《えりこ》、ライターで1児の母の《かおり》で構成された「トリプル☆リー」が制作しています。

※当コンテンツは南日本新聞で2017年10月から掲載開始。今回は2022年7月13 日(水)に55回目として掲載された紙面オリジナルコンテンツ【GO!HI! ゴーハイ的合理的配慮な日常】のバックナンバーとしてお届けします。

数少ない多目的トイレにたどり着けたと思ったら…

Illustration by *マリコ*

私たちが外出先で利用するトイレは「多目的トイレ」です。

多目的トイレは車いすの人だけではなく、子育て中の人やお年寄りの人、LGBTQの人、内部に疾患のある人など、いろんな事情を抱えた多くの人たちが利用し、必要としています。

これだけ必要な人がいるにもかかわらず、普通のトイレに比べると圧倒的に数が少ないのが現状です。

各階にトイレが設置されている大型施設でも、多目的トイレは各階にないことがほとんど。そのため、並ぶことも多いので早めに行くように心がけているのですが、急な腹痛が起きると生きた心地がせず、本当につらいです。

これから建設される建物や街開発では、数を増やしてほしいと切に願うのでした。

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