ヨルシカとはどういうアーティスト?
ヨルシカはコンポーザーのn-buna(ナブナ)とヴォーカルのsuis(スイ)によるロックバンドです。n-bunaは男性、suisは女性です。2017年結成。「YOASOBI」「ずっと真夜中でいいのに。」と3アーティストで「夜好性」と呼ばれたりもしました。アーティスト名のヨルシカは1stミニアルバム「夏草が邪魔をする」の収録曲「曇と幽霊」の歌詞、「夜しかもう眠れずに」から取られたそうです。
n-bunaの作詞作曲、編曲のクオリティの高さ、イノセントなギター、そしてsuisの透明感、表現力、力強さを備えたヴォーカルが彼らの武器です。サポートメンバーも心強く、楽曲は本当に素晴らしいです。ディスコグラフィを紹介させていただきます。
「夏草が邪魔をする」
彼らの記念すべき1stミニアルバムです。3曲目の「言って。」はMVが1億回を突破しています。他にも「カトレア」「あの夏に咲け」「靴の花火」と良曲揃い。僕は「靴の花火」がすごく好きです。
「負け犬にアンコールはいらない」
2ndミニアルバム。全編通して名曲ばかりです。有名曲は7曲目の「ただ君に晴れ」でMVも1億回超えています。他にも「負け犬にアンコールはいらない」「爆弾魔」「準透明少年」とアップテンポなロック曲がかっこいいです。「ヒッチコック」「冬眠」もポップで聴きごたえがあります。ヨルシカ入門としてはこのアルバムが良いと思います。
「だから僕は音楽を辞めた」
1stフルアルバムです。このアルバムと次作の「エルマ」はコンセプトアルバムで、このアルバムは青年”エイミー”がスウェーデンを旅しながら少女”エルマ”へ向けて作った設定の楽曲で構成されています。表題曲の「だから僕は音楽を辞めた」はもちろんのこと、良曲がよどみない流れで、聴く人の感性を刺激します。
「エルマ」
2ndフルアルバムです。今作は前作の主人公”エイミー”から送られてきた手紙に影響を受けた”エルマ”が曲を手掛け、”エイミー”の旅の軌跡を辿り彼を理解しようと試みる設定の楽曲で構成されています。前作とセットで聴くことをおすすめします。「ノーチラス」は物語を理解すると本当に泣ける感動的な曲です。
「盗作」
3rdフルアルバムです。”音楽の盗作をする男の物語”を描いたコンセプチュアルな作品となっております。今作でも別離や喪失感のようなものが根底にあり、ヨルシカ独特の夏の雰囲気を感じさせるものとなっています。「夜行」「花に亡霊」とアルバムの締めくくりが素晴らしいです。
「創作」
ヨルシカの1作目のEPです。前作、「盗作」の続編であります。ヨルシカの過去の作品と比べると、しっとりとした作品となっています。「春泥棒」「嘘月」みたいな曲も表現出来るヨルシカ。怖いもの無しですね。
ヨルシカの新作、期待しています
いかがだったでしょうか。個人的に昔の作品の方がエネルギッシュな感想を受けます。n-bunaの、曲制作においての心情の変化もあるでしょう、情緒豊かな楽曲の繊細さが増した感想を受けます。そしてsuisのヴォーカルは、成長をとどまることを知りません。「創作」以降も「又三郎」「老人と海」「月に吠える」とリリースしました。「月に吠える」が2021年10月、リリースされ、その後新曲のリリースが最近無いので、少し寂しいですね。期待して、新作を待ちたいですね。
n-bunaもsuisも命を削るような想いで音楽に向き合っているように思えます。本物のアーティストだと思います。これだけ真摯に音楽活動しているので、身を滅ぼさぬように、体にはくれぐれも気を付けて欲しいものです。それではこれにてヨルシカの紹介の文を終えさせていただきます。読んでいただきありがとうございました!(5月13日時点)
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