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2024/12/10:フリーペーパーvol.105発刊!

自分のパートナーがもし発達障害だったら?鹿児島のとある団体の取り組み

発達障害に悩む人は大勢いる。発生率も100人中数人と比較的高い。もし、自分の夫あるいは妻が発達障害だったら、どのように対処すればいいのだろう。

鹿児島を中心に発行されている地方紙、南日本新聞に発達障害の夫、悩む妻」という記事があった。夫が発達障害の一種、自閉スペクトラム症のため、コミュニケーションがまったく取れないという女性の話だ。

自閉スペクトラム症とは、従来の「アスペルガー症候群」や「自閉症」などが連続(スペクトラム)する症状として分類されたもので、「ASD」とも呼ばれる。他者の気持ちなどの想像を苦手とし、思い込みがあることで理解のズレが発生しやすいのが主な特性だ。

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画像引用:Kaien

例えば、自分の認識だけが正しいという思い込み、認識の違いを理解して相手の話を聞くことができない、相手の気持を理解することができない、などの特徴がある。

女性の告白は続く。

「たとえば、私と彼の間でなんらかの認識が違う時、私は『そういうのもあるんだ』と受け入れることができる。しかし、彼は自分の認識こそが正しいと言い張り、その場を微妙な空気にしてしまうことが多い。また、私の気持ちを何度も噛み砕いて伝えても、彼にはなかなか響かなくて……見当外れな返事ばかりなんです」

最終的にこの女性は、体調に異変をきたしてしまった。

「付き合ってみて、今後についてはまだ悩んでいます。もし発達障害なら、本当に私が支えていけるのか……。楽しいはずの恋愛も、最近はストレスばかり感じて体調も優れません」

鹿児島では2015年に、臨床心理士の千石久美子さんが女性支援のため「カサンドラの会」を発足させた。千石さんは「夫婦どちらかが悪いという問題ではないが、分かり合えないことを理解する必要がある」とし、さらに「工夫して生活を続ける」か、「離婚か別居」をする、二択になることが多いとコメント。そして、どちらを選ぶかを一緒に考えていきたいとしている。

私たちHIFUMIYO TIMESでもアスペルガー症候群の夫をもつ、妻が陥りやすい「カサンドラ症候群」について取り上げた。

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発達障害とともに、それを支える側の支援としての環境づくりが緊急の課題である。

http://biz-journal.jp/2016/08/post_16385.html

via:Business Journal

大人の発達障害

via:Kaien

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