fbpx
2022/05/10:フリーペーパーvol.74発刊!

精神病と共に生きていく、それがどんなに苦しくとも負けないように生きていく

一体どれほどの時間を費やしただろう?

 

僕は現在40代の男性です。高校生の時にうつ病、25歳で統合失調症を患っています。

今でも治療中ですので、人生の半分以上、病気と過ごしてきました。

まだ若い時に発症したうつ病と統合失調症。失ったものもたくさんありました。友人、仕事、生活、人格、恋、夢、このようなものが失われていきました。

時とは非情で、二度と取り戻せないものばかりです。昔はよく涙を流し、失ったものばかり見つめ、本当にこれ以上耐えられない、生きていたくない、そんな人生を送って来ました。

それでも生きてこられた、生かされてきた 人に恵まれていた

高校生の頃は、発症したうつ病を、僕は他人に知られないように、ひた隠しにして生きていました。まさか自分が精神病になるなんて、自分で自分が信じられなかったです。

18歳で上京して20代半ばになるまで、ほとんど誰にも打ち明けられなかったものでした。2人、たった2人の友人に打ち明け、結果、その友人らに本当に助けられました。東京で出会った2人。
彼らに出逢えてよかった。

そんな彼らとも一時連絡が取れなくなりました。25歳での統合失調症の発症の為です。精神が爆発しました。幻聴、幻覚、妄想、それらが僕の理性を壊しました。警察に2度ご厄介になり、10日間で10kg痩せました。それほど壮絶でした。警察から連絡があって、母と兄が、保護のため東京へ鹿児島から来なくてはなりませんでした。僕は、その時の自分の様子を、覚えてるのですが…酷かった。死の直前にいました。危険な状態でした。母と兄と、鹿児島へ帰り精神病院に入院しました。

もうどうでもいい、この世に希望などない、早く死にたい。

7年の間、病院で治療しつつも、そのような想いでいました。回復も少しずつしてたのですが、苦しい、辛い、そんな毎日です。再入院を繰り返し、離院をし、何度も保護室に入り…。ずっと精神病院に入院しなくてはならなかったかもしれません。

しかし転機が訪れます。兄が環境を変えてみようと言ってくれました。そして現在通院中の病院へ転院しました。そしてまた7年、治療を続けます。以前の病院では、躁鬱病と診断されていましたが、統合失調症の可能性の方が大きいとされ、まずは薬を徐々に変えていきました。体の負担も減り、段々と精神状態も良好になっていきました。そして現在。入院は5年間してません。昔の自分に比べ、病気に対してオープンになり、困った事など、周りのスタッフに相談出来るようになりました。人と顔を見て話す、これにより病状も改善して、今生きています。

人はひとりでは生きていけない、他人のフィルターを通して見る自分もまた自分、やっとこういう風に考えるようになりました。

他者の存在が必要になりました。

これからもよろしくお願いします 病気と 人と

今現在、病気はずいぶん良くなりました。人との繋がりももちろん大事ですが、薬をしっかりと飲む事、生活リズムを出来るだけ良いサイクルで保つ事、色々やれることはあります。趣味を持つことも大事です。

そんな今でも、あぁ生きたくない、もう終わりにしたい、そんな願望は多々あります。なんの拍子もなく、どん底まで気持ちが落ちる事もあって…。それでも、それを乗り越えれば、また朝が来れば、また日常が戻ってきます。戻ってくると信じたいです。

だから僕は、気持ちが落ち過ぎても、決して自分を傷つける事はしません。
これからも病気と付き合って、また人とも触れ合って、生きていかなくちゃいけません。

精一杯生きられなくても、生きているだけで精一杯だとしても、まだ生きていければ、そう思います。

感謝の気持ちを忘れずに

そしてどれだけありがとうと言っても言いつくせない、周りの人々がいます。家族、友人、スタッフ、本当にありがとう。あなたたちの笑顔にどれだけ救われたか。

僕は正直に自分が嫌いです。「自分を愛せなければ他人も愛せない」、よく聞く言葉です。そうなのかもしれません。

それでも僕は、僕の周りにいる人には幸せになって欲しいのです。昔の僕は人間が嫌いで、でも今はそんな事もなく、僕の周りにいる人達には笑っていて欲しいのです。

そしてまた生きていく

何だか重〜い文章になりました。まずは自分を知ってもらいたく、書きました。幸いに東京で出会った2人の友人とは今でも連絡を取り合っています。統合失調症になる前と変わらずに接してくれます。

病気になる前より、「ささやかな幸せ」というものを探すことが得意になったと思えます。朝が心地良かったり、訪問してくれた人が部屋を綺麗にしてますね、と褒めてくれたり。少しのことが嬉しく思えます。昔の僕は、朝の鳥の鳴き声がわずらわしいと感じたり、部屋も、友人が引くほど汚かったりしました。精神的に落ち着いたのかもしれません。

これからも自分の好きなもの、興味のある事、色々書いていければ良いなと思います。
ありがとうございます、読んで頂ければ幸いです。

最新情報を購読しよう!

就労継続支援・就労移行支援事業者様へ

HIFUMIYO TIMESでは毎月フリーペーパー版を発行しており、各エリア版の加盟店を募集中です。福祉事業者に最適なブランディングと広報力をご提供します。詳しくはお問い合わせください。