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読書の秋 おすすめ本と読書を愉しむためのアイディア

心を豊かにしてくれる読書

「読書セラピー」という療法があるように本を読むことは、自分の気持ちを整理したり、新しい気づきや癒しを与えてくれます。また、本を集中して読むことは瞑想のような効果があるそうです。お菓子やドリンクをおともに、本の世界に浸ってみてはいかがでしょうか。また、読書になじみがない、文字ばかりの本を読むのは苦手…という方は雑誌や写真集を眺めるのもおすすめです。今回はおすすめの本と、読書の愉しみ方を紹介します。

ほのぼの癒されるコミックス

こぐまのケーキ屋さん (カメントツ著 小学館)

ケーキ屋さんのこぐまと”てんいんさん”のほのぼのした日常を描くコミックス。無邪気で可愛らしいこぐまと、それをやさしく見守る”てんいんさん”。クスッと笑える話の中に、ハッとさせられるシーンも。忘れかけていた大切なことを思い出させてくれるそんな本です。

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二週間の休暇 (フジモトマサル著 講談社)

日常生活に疲れたOL日菜子は、飼い猫に導かれ鳥の国へと迷い込む。鳥の国での生活を気ままに楽しむ日菜子。優しい時間が流れる中で、この世界を包む”あること”に気がついて…。モノトーンとモスグリーンのコントラスト、懐かしさと切なさを感じさせるストーリー。巻末の給水塔占いもぜひ。

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ハクメイとミコチ (樫木祐人著 KADOKAWA)

身長9センチメートルのこびと、ハクメイとミコチの日々を綴ったコミックス。森の奥深くに住む2人は楽しみ上手。料理や裁縫を楽しんだり、知らない街を探索してみたり。個性豊かなこびとや動物達との交流も魅力的です。こんな世界で暮らしてみたい!と虜になること間違いなしです。

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著者の人柄を感じられるエッセイ集

小生物語 (乙一 幻冬舎文庫)

ミステリー作家である著者の、事実におかしな妄想が入り交じったシュールなエッセイ。日常に織り交ぜられる奇妙なユーモアと、ローテンションな語り口が癖になります。何も考えずにゆるりと読みたい一冊です。

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グリーンピースの秘密 (小川糸 幻冬舎文庫)

温泉、女子会、味噌作り、蚕の市…ベルリンで暮らす料理上手な著者の日々を綴ったエッセイ。異国の地で工夫しながら丁寧に暮らす著者の豊かな感性、飾らない人柄に惹かれます。旅行気分も味わえる一冊。

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島暮らしの記録  (トーベ.ヤンソン 筑摩書籍)

フィンランドの岩礁に小屋を建て、自然とともに暮らした80年間の記録。厳しい環境下でも悲観的にならずに、自分たちで対処し、島暮らしならではの楽しみを見つけるバイタリティーには感服!

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本を愉しむアイディア集

読書ノートを作る

本の中の心に響いた文章をノートに書き抜いたり、読書記録をつけたり、雑誌を切り抜いてスクラップブックを作ったり…出来上がったノートを眺めてみると、自分の意外な一面を発見できるかもしれません。

読書を楽しむためのアイテムを探す

リラックス効果のあるアロマや音楽、肌寒いときに羽織るやわらかいブランケット、栞やブックカバー、優しい灯りの読書灯など、お気に入りのアイテムを揃えれば読書がさらに楽しくなりそうです。

本の中の『憧れ』を再現する

作中に登場する美味しそうな料理や、建築物やキーホルダーなどの小物を実際に作ってみるのも面白そうです。本の世界に浸れること間違いなしです。ただし著作権にはご注意を。

愛書家のコミュニティーに参加する

朗読会や読書会に参加して、意見を交換し合うのもおすすめです。人と話すのが苦手という人はSNSなどのネット上のサービスを利用するのも一つの手。気の合う愛書家さんと出会えるかも。

 

最近は本のセレクトショップ、Bookカフェ、泊まれる本屋などの施設も増えています。こういった人と本、人と人を繋げてくれる場所を巡るのも楽しそうです。

本との本との付き合い方は十人十色。ぜひ自分に合う読書スタイルを見つけてください。

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