2016年4月1日に「障害者差別解消法」が施行されましたが、世の中にはどのような合理的配慮(ごうりてきはいりょ)が飛び交い、障がいのある人々は日々、どのような合理的配慮と向き合っているのでしょうか?
そんな日常に潜む合理的配慮【GO!HI!(ゴーハイ!)】を紹介するこのコーナーは、当事者が身の回りで起こったさまざまな出来事の中から「それって合理的!」あるいは「それは合理的じゃないよね!」と感じたエピソードをピックアップ。イラストレーターの「*マリコ*」「えりこ」、ライターで1児の母の「かおり」でつくる「トリプル☆リー」が制作しています。
※当コンテンツは南日本新聞で2017年10月から掲載開始。今回は2021年6月2日(水)に掲載された紙面オリジナルコンテンツ【GO!HI!ゴーハイ的合理的配慮な日常】のバックナンバーとしてお届けします。
どきどきの結婚式
llustration by えりこ
6月といえばジューンブライド。
人生の大きな晴れ舞台である結婚式でも、
身体のラインを出すのは嫌だし、締め付けることも難しい。ドレスを着て車いすに座れるのか。
不安の中、
すると試着日には見事なドレスができていたのです。
背中部分の針金を抜いてシャーリングにすることで着脱しやすくなり、スカートは厚みを減らして楽に座れるようになっていました。
ドレスの出来栄えとスタッフの思いに感動で涙が出たのを覚えています。
今から10年以上前の当時はまだ「合理的配慮」という言葉はなかったのですが、その配慮を実感した瞬間でした。
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