先日、久しぶりに「公園」に足を運んだ。そういえば公園に足を運ぶのは久しぶりだ。

私の家の近くの公園は最近無くなってしまい、先日友人とドライブしたときにたまたま通りかかった公園はトラロープ(危険を示すための黄色と黒の縞模様のロープ)が張られており、草ぼうぼうの状態だった。

治安やITの進化のせいか、最近では外で遊ぶ子供も少ないとのことだ。ふと疑問に思ったので、全国的に公園は減少傾向にあるのか調べてみた。

img公園数推移

画像引用:都市公園データベース

グラフを見ると、全国的に一人あたりの公園面積は、5年で約1㎡ペースで増加している。減るどころかむしろ増えている。

なぜ増加傾向にあるのか調べてみると、新しい住宅地を開発した際は公園を設置することを都市計画法施行令で義務付けられているためだった。

都市計画法施行令 第25条 

(6)開発区域の面積が0.3ヘクタール以上5ヘクタール未満の開発行為にあっては、開発区域に、面積の合計が開発区域の面積の3パーセント以上の公園、緑地又は広場が設けられていること。ただし、例外もあり。

(7)開発区域の面積が 5 ヘクタール以上の開発行為にあっては、国土交通省令で定めるところにより、面積が一箇所300平方メートル以上であり、かつ、その面積の合計が開発区域の面積の3パーセント以上の公園が設けられていること。

公園でもうひとつ思い出したのだが、公園は増えていたとしても、昔に比べると遊べる遊具が減ったように感じる。特にブランコやジャングルジムなどスリルを味わえる系の遊具が。

この画像は、私の家から少し離れた公園の使用禁止のジャングルジム。私が小さい頃は隣に回転ジャングルジムもあったが、結構前に撤去された。

最近では、動く遊具は「危ない」との理由から、全国的に撤去する公園が増えているという。

動く遊具が減少
回転ジャングルジムや箱型ブランコ、シーソーなど、動きのある遊具が公園から消えている。
国土交通省が2013年に行った調査によると、公園に置かれていた「回転する塔」は2001年の調査時から半減。シーソーも約1400台減少し、1万2505台となった。

原因は「リスク回避」など
動きのある遊具が姿を消している背景には、「リスク回避」がある。
毎年、多くの子どもが遊具に係る事故で怪我をしている。勢いがついた回転遊具で転んで大けがをした事例や、箱型ブランコに子どもが挟まれて死亡する事故などが発生したことを受けて、2000年代初めから、遊具を撤去する自治体がしだいに増えてきた。

行政は「動く遊具」に後ろ向き
また、老朽化による撤去も「動く遊具」が姿を消す要因の一つだ。
動く遊具の多くは、1970年頃に設置されたものが多いが、老朽化した遊具を撤去して新たな遊具を設置する際に、行政はリスクのある動く遊具の新設をためらうことが多い。

1993年に都市公園法施行令が改正されて「児童公園」の名前が消えたことも後押しとなり、行政は動く遊具の設置に後ろ向きだという。

公園は増加しているのに、動く遊具は減っている。保護者と行政的には安全で嬉しいが、遊ぶ子供はどう思うだろうか。

公園に安全性を求めることも大事だが、もっと子供の目線で安全と楽しさの両立を図ってみるのもいいのではないか。

施策紹介 公園とみどりwww.mlit.go.jp

via:都市公園データベース

シーソーや回転ジャングルジムなど、公園から「動く遊具」が姿を消している「動きのある遊具」が公園から姿を消している。 動く遊具が減少 回転ジャングルジムや箱型ブランコ、シーソーなど、動きのある遊具が公園から消えている。 国土交通省が2013年に行った調査によると、公園に置かれていた「回転する…irorio.jp

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