fbpx
2024/11/10:フリーペーパーvol.104発刊!

命をかけて働く看護師も心が折れる、コロナ患者のわがまま

「これって看護師の仕事なの?」精神的な苦痛

患者を懸命に看病してくれている看護師から「退職したい」との声が多く飛んでいます。給料削減や夏のボーナスをカット、さらにコロナ患者から「カップラーメンを買ってきてくれ」といった、わがままなことを頼まれているのです。

夜の街関連の感染者が多い

全国で感染者が急増しています。20代から30代と比較的若い世代に感染者が多い傾向があります。ホストやキャバクラなど「夜の街関連」で働く人が半数以上と感染が判明して、4月に緊急事態宣言を出したとき以上の新型コロナウイルス感染者が増えています。

東京での感染者が多いですが、地方でもクラスターなど感染者が増加しています。
また緊急事態宣言が出されるか、医療崩壊が起きるかもしれないといった心配もあります。

 看護師に店員か召使いのような扱い

東京女子医科大学病院のコロナ病棟に勤務する看護師の方が、精神的苦痛な状態になっていることをインタビューで話してくれていました。

給料が削減して危険手当てもなく、さらに職員全員に夏のボーナスが全額カットとなったことで(現在支給も検討中)退職希望者が増えているというのです。
そのボーナスカットの知らせも紙ペラ1枚での報告だったようで、「職員をばかにしている」と怒りの声もありました。

看護師にカップラーメン

そしてこのような告白もありました。
入院している軽症や無軽症の患者から、

・「カップラーメンを買ってきてくれ」
・「カップラーメンにお湯を入れて」

といったわがままなお願いを頼まれたとのこと。

「病院の食事が美味しくない、量が足りない」といった理由で、夜中にお腹が空いて「カップラーメンを食べたい」と患者からの声があったのです。
「頼まれたことがあった」と話していたので、看護師さんがその要望を聞き入れて、近くのお店などにカップラーメンを買いに行っていたということでしょうか。

この告白を聞いたときは驚きました。看護師さんをまるで召使いや店員さんと勘違いしている入院患者がいるなんて。
「これ私たち看護師がやることなの?」
と思うのは当たり前ですし、心が折れる気持ちも分かります。

病院があるのは新宿区。入院しているのは昼夜逆転した夜の街関連の患者が多いのだそうです。

感染防止対策を徹底してほしい

治療をしてもらっているのなら、その病院のルールにしたがって早く回復することに専念してください。入院中は外に出られないからといって、看護師さんに食料などの買い物のお願いや頼みごとを言うのはおかしいです。
看護師さんは多くの患者を診てるので忙しいし、夜勤になるとスタッフも少なくなるので大変なのです。これ以上のわがままを言うなら、自分の家で待機して治療してほしいです。
本当に身体がきつくて動けないときにナースコールを押して看護師さんを呼ぶ。それぐらいは分かってください。

コロナ患者が減るように

ソーシャルディスタンスを守らず、飲んで騒いでマスクもせずに喋る。そんなことしてたら当たり前に感染も拡大するし、医療従事者の方たちにもさらに負担をかけます。

看護師さんが退職などで辞めてしまって、医療崩壊が起きてしまい治療もできなくなるということにならないようにと願います。
そして三密を避ける、接客時はマスクを着用するなど徹底した感染防止対策をお願いします。

最新情報を購読しよう!

就労継続支援・就労移行支援事業者様へ

HIFUMIYO TIMESでは毎月フリーペーパー版を発行しており、各エリア版の加盟店を募集中です。福祉事業者に最適なブランディングと広報力をご提供します。詳しくはお問い合わせください。