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2020/08/10:フリーペーパーvol.53発刊!

我が家にツバメがやってきた!勝手に撤去したら犯罪?

卵またはヒナのいる巣を許可なく落としたら懲役または罰金!

5月の終わり。自宅マンションのベランダに、毎晩のようにツバメのカップルが泊まるようになりました。

昼間も行き来していましたが、夜7時位になるとゆっくりくつろぎイチャイチャが始まります。(深夜までチュッチュッ言い合います)

ステイホームのさなか、”ツバメは幸せを運んでくれる”と聞いたことがあったので嬉しかったのですが、同時にとても悩んでしまいました。

なぜなら私には鳥にアレルギーがあり、一緒に生活が難しいのです。

そしてツバメの巣を勝手に壊すことが法令で禁止されているという、かすかな記憶があったからです。

アレルギー性の鳥関連過敏性肺炎について

以前、羽毛布団を使用していた際に、小さな羽毛が布団の生地から飛び出して舞うようになりました。毎晩のように咳が止まらなくなり、アレルギー性の鳥関連過敏性肺炎を起こしたことがありました。

アレルギー性の鳥関連過敏性肺炎を起こす原因

鳥のフンや羽などに含まれる小さなアレルギー物質が原因で肺の機能が低下し、呼吸困難を引き起こす危険性があります。原因として羽毛布団、羽毛を使ったダウンジャケット、羽毛のハタキにもアレルギー物質が含まれている場合があります。

心を鬼にして建設反対!今のうちに断固阻止!

いま自宅のベランダの床には、すでに彼らの落とし物があります。ベッドから2メートルも距離がありません。一人暮らしの狭い部屋でベッドの移動をしたところで、1メートル余計に距離が取れるかどうか…という程度です。

ツバメの巣が完成してヒナがかえれば羽やフンが舞い、風上なので窓が開けられなくなります。きっと狭いベランダでは洗濯物も干せなくなってしまいます。

可愛そうだし残念だけれど、一緒には暮らせません。

鳥獣保護管理法について知っておこう

家にツバメが巣を作り、ヒナや卵がいる場合、無断で撤去することは法律で禁止されています。

鳥獣保護管理法では、自治体の許可なく卵やヒナがいる巣を壊した場合、懲役または罰金が課せられます。

鳥獣保護管理法とは?

巣を潰したいけれどすでに卵を産んでいる、もしくはヒナがいると「鳥獣保護管理法8条」に違反になります。鳥獣保護管理法では、自治体の許可なく卵やヒナがいる巣を壊した場合は、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が課せられます。

卵を産んでからヒナが巣立つまでの期間は見守り、巣立ちを終えた後に巣を撤去することになります。どうしても困る状況が自治体に認められれば、撤去してもらえるかもしれません。

巣の中に卵やヒナがいない状態であれば、許可なく巣を撤去することが可能です。

我が家で行ったツバメの巣対策

ベランダ排気口の上にいるツバメたち(一箇所に2羽のことも)

ツバメのカップルは、排気口の上だけで過ごして眠ります。3メートルはあるのではないかと思われる位置です。

ツバメの声が近くでする度にベランダへ行き、「来たらだめだよ〜、他のほうが住みやすいよ〜」と声をかけたり、夜7時の帰宅頃には長めの突っ張り棒を持って威嚇してみました。いろいろやってみましたが、彼らはそれも楽しんでいるかのようにかわして、定位置でくつろぎ始めます。大きな音を立てて窓を開け締めしても、物干し竿で音をたてても、ビクリともしません。

簡単に対策が考えつかないけれど、このまま巣を作られては困ります!

管理会社から大家さんへ連絡

賃貸マンションでは何か困ったらまずは管理会社へ連絡を取り、履歴を残すことも大切です。早速、管理会社から話を聞いた大家さんご夫婦が来て、現場を検証してくださいました。ちょっと困惑されて帰られました。

高さがあり、もともと平ではない場所。ここに鳥が巣を作らないような対策を取るには、どうしたらよいのでしょう。私には簡単に対策が考えつかないけれど、このまま巣を作られては困ることは伝わりました。

斬新!かんたん!カスタム虫取り網で予防?

排気口に虫取り網をかけただけ、これで良いのですか!?

2日後には大家さんが対策をしに来てくださいました。

用意してくださったのは虫取り網の長さを木材で延長したもの、これを防水テープでベランダに固定です。

これはかなり斬新な手段です!網の部分の円が予防対策になりそうです。でも直接は言えませんが…強風や豪雨に耐えられるのでしょうか?

ツバメの飛来は5〜7月となっています。その間、ちょうど梅雨の長雨と大雨になる確率が高い季節です。ここには住めないと解ってもらう為に、せめて2週間くらいは予防したいのですが…いろいろな面で大丈夫なのでしょうか?

しっかり役割を果たしてくれました

(写真左上の位置に木材をテープで留めた状態)

一ヶ月以上雨風に耐えたのち、大雨と強風の日の夜中にカタカタと音が鳴るようになったので、使用を止めました。

しっかり防水テープも長雨に耐えてくれました。

まとめ

共生が難しい場所に鳥が巣を作りそうになったら、早めに対策を取りましょう。鳥獣保護管理法で保護される可能性が高いので、簡単に撤去ができなくなります。

自宅のベランダを、ツバメのカップルが緑が多くて安全な場所だと思って選んでくれたのであればとても光栄なことです。せっかく選んでくれたのに、申し訳ないことをしました。そして我が家に幸せはやってこなかったようです。

どこかもっと安全で住みやすい場所で優しく見守られて、幸せに元気なツバメ家族が増えて暮らしていますように。

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