リオデジャネイロ パラリンピックはすべての競技を終え全ての大会日程を終えました。自分の可能性と限界に挑戦する選手たちの迫力ある競技には見入るものがありました。連日、TVの前で観戦した方も多いのではないでしょうか?
出場選手の皆さん、本当にお疲れ様でした!
本大会では200を超える世界新記録が生まれるなど、パラリンピックのレベルが高まっていることを感じることができる大会でした。参加国も広がってきています。アフリカ・アジアなどの新興国がパラリンピックスポーツに本格的に取り組みはじめています。
世界中で中継されたパラリンピックは日本でも中継数が増えたり、スポーツニュースでも取りあげられるなど、オリンピックと同等までとはいきませんが、露出は確実に増えているのではないでしょうか?
次は2020年東京大会です。
Rio to Tokyoと銘打って、2020年に向けた取り組みが加速しています。
それと並行して、関係各所では準備と整備を着々と進めています。
たとえば、車いすでも移動しやすくなったり、
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ユニバーサルデザインがどんどん身近なものになったり、
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東京を中心にバリアフリーが整備されることでしょう。
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2020年の東京大会でバリアフリーの整備モデルが示され、日本全国の自治体が参考にすべきモデルケースとしての価値もしっかりと見出していただきたいと思います。
小池知事が受け取ったパラリンピック旗。
本日、リオデジャネイロにおいて、パラリンピック競技大会が開幕しました。満員のマラカナンスタジアムで選手や観客が、障害の有無・国籍・文化の違いなどを乗り越え一体となった開会式は大変素晴らしく、とても感動しました。そして、パラリンピックへの期待が高まっていることを実感しました。これから12日間にわたって繰り広げられる、トップアスリートによる世界最高峰のパフォーマンスが楽しみでなりません。そして何より、日本代表選手の活躍を期待するとともに、大会の成功を心から祈念しております。東京は今後、一層の高齢化が進むことを含め、高齢者や子供、障害者をはじめ、誰もがいきいきと生活できる街、ダイバーシティの確立を目指します。そのため2020パラリンピック大会の開催を大きな契機と致します。都は、次回開催都市として、バリアフリーへの対応などについて、ハード・ソフト両面から、多くのことをリオ大会から学んできたいと思っています。また、オリンピック競技大会と同じく、閉会式には、私自身がリオデジャネイロに赴き、フラッグハンドオーバーセレモニーにおいて、リオデジャネイロ市長からパラリンピック旗を引き継いでまいります。リオデジャネイロ・パラリンピックの盛り上がりを次の東京大会につなげるべく、2020年に向け、万全な準備を進めてまいります。(東京都知事 小池百合子 / 出典元:東京都)
東京でその旗がはためく時、日本の新しい共生社会の形が実現していることを強く願いましょう。