国内初”砂漠の天使”の赤ちゃん、いよいよお披露目
4月27日に那須どうぶつ王国で国内では初めてとなる”砂漠の天使”スナネコの赤ちゃんが誕生してから1ヶ月半。その後もすくすくと成長し、6月13日一般公開となりました。
”砂漠の天使”スナネコ
スナネコは、アフリカの砂漠地帯などに生息する世界最小級の野生のネコ。成体でも体長40〜60センチ、体重2〜2.5キロほどと、まるで子猫のような大きさです。砂漠に溶け込むような毛色で、その愛くるしい姿から「砂漠の天使」と呼ばれています。
人工哺育ですくすくと成長
スナネコの赤ちゃんは誕生後すぐに低体温症を起こし衰弱していたため、人工哺育で育てることに。飼育員の献身的な哺育によって、その後は順調にすくすくと成長してきました。
誕生後の手のひらに収まる大きさから少しずつ成長していく様子が、那須どうぶつ王国のウェブサイトや配信する動画で見ることができます。
https://www.youtube.com/watch?v=VD8oe_DEH4E
スナネコの赤ちゃんの好奇心旺盛で落ち着きがない動きや、マイペースな性格は家ネコの赤ちゃんと変わりませんね。
展示はアジアの森出口側通路展示場で、10:00〜12:00と13:00〜15:00の公開を予定しています。
赤ちゃんの名前を募集
那須どうぶつ王国では、父親:シャリフ(アラビア語で「気高い」)、母親:ジャミール(アラビア語で「美しい」)にちなんだ名前を募集しています。応募フォームから応募するか、那須どうぶつ王国を訪れた際に応募用紙に記入して応募できるとのこと。期間は2020年6月13日(土)〜7月5日(日)まで。
飼育員が選定し、7月18日(土)に発表の予定です。どんな名前に決まるのか楽しみです。
新型コロナウイルスの影響で社会全体が不安やストレスで意気消沈している時世に、スナネコの赤ちゃんのかわいらしい姿は心を和ませてくれます。
外出や遠出を自粛して直接見にいくことができない人も、動画等を通して”砂漠の天使”に癒やされてみては。