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2020/08/10:フリーペーパーvol.53発刊!

新型コロナウイルス ネコどうしの感染は容易に拡大する

無症状でも呼吸器内で増殖、知らないうちに感染しているかも

日本国内での新型コロナウイルス感染の拡大は、新規感染者数を見ると減少傾向にあります。しかし、それは人に限ったもので動物に関してはどうでしょう。5月13日、東京大医科学研究所の研究チームが「ネコも感染し、ネコどうしの感染伝播は容易である」といった研究結果を発表しました。ネコを飼っている人は知っておくべき情報です。

ネコからネコへの感染伝播を確認

東京大医科学研究所の河岡義裕教授らの研究チームは、「新型コロナウイルスはネコにも感染し、ネコの間では容易に感染伝播する」との研究結果を5月13日付の医学誌「New England Journal of Medicine (NEJM) オンライン版」に発表。この研究は東京大学の他に、米国ウィスコンシン大学、国立国際医療センター、国立感染症研究所が共同で行いました。

ネコどうしでの感染は短期間で広がる

研究チームは、新型コロナウイルス感染患者から分離されたウイルスを3匹のネコに接種。明らかな症状は示さないものの、3匹すべてのネコの鼻の粘液からウイルスが検出されたということです。
また、感染していない別のネコを感染しているネコのケージで一緒に飼育したところ、3日目から6日目までの間に後から入れたすべてのネコからもウイルスが検出されたそうです。このことから、ネコどうしでは短期間で感染するということが確認されました。

ネコの呼吸器内で増加しやすい

ネコの体内に入ったウイルスは呼吸器内で活発に増殖することも確認されました。さらに、ネコどうしの接触による”接触感染”で容易に広がってしまうと考えられています。

感染していても無症状

ネコが新型コロナウイルスに感染しても、明らかな症状を示さないということもわかっています。症状が見られないため感染しているのか判別するのは難しく、気付かないうちに感染している可能性もあるようです。

世界で確認されたネコの感染事例

日本国内のネコの感染は今現在確認されていませんが、海外では感染の確認が報告されています。
アメリカでは飼いネコ2匹の感染確認を米疾病対策センターが発表。そのほかに、ベルギーや香港などでも確認されており、 ニューヨーク州の動物園ではライオンやトラなどのネコ科動物の感染も確認されました。

ネコを守るために飼い主ができること

ネコを感染から守るために飼い主に出来ることはどんなものがあるのでしょうか。

  1. 外のネコとの接触による”接触感染”を防ぐために室内で飼育をする。飼いネコから外のネコに感染させる可能性もあるため、そのような観点からも室内飼育が推奨されています。
  2. 人からネコ、ネコからネコへの順番で感染が広がる可能性も否定できないため、飼いネコに感染しないよう飼い主自身が感染予防をしっかりと行うことが重要です。

飼い主が新型コロナウイルスに感染した場合、飼いネコとの接触は避けましょう。また、ネコにも何らかの異変が見られたときは、事前にかかりつけの獣医師に電話相談し指示に従い受診してください。

ネコに限らず動物との接触後には、きちんと手洗い・アルコール消毒を。ネコが新型コロナウイルスに感染しても命に関わるような事例は確認されていませんが、大切な家族の一員であるネコを感染から守るために気を付けたいものです。

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