SMAPのラストアルバムとなるベスト盤「SMAP 25 YEARS」が12月21日に発売するとのニュースが報じられ、ネットでも話題となっています。12月31日の解散を前に、ついに国民的アイドルグループの正真正銘、最後のCD発売です。

25周年記念のベストアルバム、さらにファン投票により選定された50曲を収録しているとのことでファンの方はもちろん、改めてSMAPの楽曲を聴きたい!と感じている方も多いのではないでしょうか。

芸能界だけでなく、日本中に、さらには世界的にも影響を与えてきたSMAPの存在に支えられた脳性まひを持つ女性がいます。

朝日新聞投稿欄の「ひととき」に、一通のメールが届きました。

『私には生まれつき脳性まひという障害があります。SMAPの存在が私を変えてくれました。』

彼女は大阪に住む会社員の加藤久美子さん。障害の程度の示す区別は最重度の6。常に車いすです。21歳まではトイレも着替えも母親の介助がなければ出来なかったといいます。

そんな彼女がSMAPと出会ったのは14歳の時。テレビのバラエティー番組で活躍する芸人さんに劣らないトークに「アイドルらしさをつくってない」と惹かれていったのだそうです。

そして翌々年には母親と一緒に大阪ドームのコンサートに足を運び、遠い存在だと思っていたSMAPを生で見ることができ、「本当にいたんだ。会えるんだ」という前向きな想いに変わりました。それから毎年のように大阪ドームに会いに行くようになったといいます。

しかし、21歳の時に当たった名古屋ドームのチケットが、申し込み時のミスにより「どこでも(会場)可(1枚)」で申し込んでしまった。母親の介助がないと着替えやトイレが出来ない加藤さん…。

しかし、一人で行くしかないのでライブ当日まで自力でトイレの練習をしたり、着替えの練習をしました。これもSMAPに会うため!!!

名古屋に着くと更なる苦労が。ホテルの入り口がバリアフリーではなかったため、車いすで立ち往生。金髪の男性が「手伝いましょうか?」と声をかけてくれ、ホテルの従業員を呼んでくれたのだそう。(これぞ合理的配慮!!)そうして会えたSMAPはやはり格別で、「これは神様がチケットを当ててくれたんだ」と今でも思っていると話します。

しかし、ご存知のように彼女の支えになっていたSMAPは、残念ながら年内に解散と発表されました。落ち込んでいる中、SMAPのファンクラブ会員に25周年の記念品の豪華写真集が届いたといいます。

ジャニーズの記念品はパスケースが多いのですが、豪華写真集は今まで応援していたファンにとっては嬉しいような悲しいような(涙)本当に解散するんだなと実感させられますね。私もジャニーズに夢を見させてもらっている一人なので、その気持ちは痛いほど理解できます(笑)

自力でトイレに行く練習など、養護学校で行ったことはあったが、やりたくないと思っていたと話す彼女。

手すりをつかむため、後ろを向いた右腕を前に持ってこようと力を入れると、意思に反して頭が後ろに倒れてしまう。壁や扉に頭をがーんとぶつけては、「どういうことやねん」と自分でツッコミを入れ、ライブ当日までの約3週間、試行錯誤を重ねた。30分以上かかるが一人でトイレを済ませられるようになった。

この成長もまた、SMAPのおかげです。

彼女が朝日新聞に送ったメールには「私の夢はSMAPに直接お礼をいうこと」と書かれていたとのこと。音楽の力、歌詞の持つ力、エンターテイメントの力によって支えたられたという方は多いことでしょう。

直接SMAPにお礼が言えるように本人達に願いが届くといいですね。

via:朝日新聞DIGITAL

via:http://smap25years.com