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コロナ不況、最安値4万4800円の新機種「iPhone SE」にはアップルの戦略?

最安の新機種「iPhone SE」コロナ不況下の狙いが

アップルが4月15日「iPhone SE」を発表しました。新型コロナウイルスのなかの船出ですが、iPhone ブランドでは最も安い「399ドルから」の設定は消費者に歓迎されそうです。

「iPhone SE」は、従来の「iPhone 8」の後継機種となります。外観やデザインは「8」とほぼ同じ、最上位機種の「11・プロ」にも搭載されている最新の「A13 バイオニック」チップが搭載されています。動作や操作性などの機能が向上していて、拡張現実(AR)も楽しめます。

結構な割高と感じた「iPhone X」2年目からの乗り換えを検討している私にとって、米価格399ドルから日本では税抜き4万4800円からという価格設定はとてもありがたい話です。「11・プロ・マックス」の1099ドルから約3分の1となりお求めやすくなりました。

世界不況での中、iPhone SE の需要はいかに

アップルは2016年3月、画面が4インチの初代「SE」を発売しました。2018年9月に米国などで販売を終えましたが根強い人気がありました。今回、画面が4.7インチの新「SE」として復活した形となります。

中国の新しいスマートフォンの大半が同じ価格帯で「第5世代(5G)」の機能を持っています。なので、廉価版「iPhone SE」の新機種は中国で売れ筋商品となる公算は少なそうです。

iPhone SE の中国での反応は

SEの新機種は「399ドルから」と、従来の廉価版「8」の販売価格「449ドル」を50ドルも下回りますが、「微博(ウェイポー)」が実施した調査では、約35万人の回答者の6割がSEの新機種を購入することはないと答えたそうです。

中国はアップルにとって販売の約15%を占める大きな市場ですが、アンドロイド搭載ブランドが比較的ハイエンドな機種を安定して発売する中、過去数年で縮小しています。競合ブランドが中国の通信ネットワークに準拠した「5G機器」を発売する中、アップルは5G対応の iPhone をまだ発売していません。

iPhone SE について、ハイエンドの iPhone11 に約700ドルを費やしたくないアップル信者を主なターゲットにしていると、中国拠点のアナリストの大半が指摘しているようです。新型コロナウイルスの流行が衰えた後のコンシューマー機器需要を見通す上で、SEの評判は注目されています。

中国はアップルストアが再開している唯一の主要市場です。

中国政府統計によると、3月の中国ベンダー(売買の売り手側)向け iPhone 出荷台数は250万台で前年同月比約2割増加。中国で新型コロナ流行がピークとなった2月は50万台にとどまっています。

iPhone SEと秋発売予定の iPhone12を考察して

今回の iPhone SE は、今までの iPhone 10・11 と比較しますと「約3分の1程度になる低価格」というのが売りです。イヤホンジャックはなくなり Bluetooth 式、カメラの機能は最低これだけはあれば良いという1200万画素数。余計なものは取り外した故の価格設定となっています。

秋発売予定の iPhone 12では、「高性能カメラ6000万画素」「5G機能搭載」「指紋認証・顔認証のダブル認証」「インチのサイズアップ」などハイエンドな機種設定となりますが、やはりSEの3倍近い価格設定の予定です。今の状況下でどちらを選択するかは自身の決断となりそうです。

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