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新機能満載のiOS12、パブリックbeta版は使える?

WWDC2018にて次期OS「iOS12」を発表。重ねて開発者向けbeta版もリリース

6月4日に発表されましたiOS12ですが、早くも注目の的となっています。

同日に開発者、ベータテスタ向けのbetaテスタ版もリリースされました。一般向け、いわゆるパブリックbeta版は6月下旬を予定としています。

ここでは、パブリックbeta版をインストールすべきか、また、正式リリースまで待つべきか。注目の新機能にフォーカスを当て、この2択の判断材料を提供できればと思います。

アプリの利用時間を計測する「Screen Time」

子供がスマホから離れられなくて困っている。そんな親御さんは数多いと思います。この問題解決に便利なのが「Screen Time」です。

子供のスマホ利用時間のデータを親が共有することができる

「Screen Time」はスマホをいじっていた時間、アプリの利用時間等を計測します。

このデータは親御さんの端末に配信することも可能なので、手の届かないところでスマホをいじっていても丸分かりとなります。

合わせて使いたい「App Limits」

この「App Limits」はアプリの利用時間を制限することができます。

しかしながら、制限と言っても残り時間や経過時間を告知するのみなので、最終的にはユーザーの自己判断になります。

動作の高速化

iOS12ではパフォーマンスの大幅な改善がなされます。

アプリ起動は最大40%高速化。キーボード表示は最大50%。カメラ起動は最大70%早くなります。

これはCPUの性能をチューニングすることで実現されることとなります。

Siriにショートカット機能

IOS11ではホームボタンを操作することで呼び出していた「Siri」ですが、iOS12ではショートカットで呼び出すことが可能となります。

これによってホームボタンの誤動作も無くなり、ショートカットひとつでSiriを使うことができるのです。

Facetimeグループ通話

Skypeなどでは既に実現されているグループビデオ通話ですが、iPhoneでも遂に使えるようになります。

このグループビデオ通話は最大32人まで参加可能で、話しているユーザーが画面に大きく表示され、聞いているユーザーはその下に一覧表示されるインターフェースとなっています。

ロック画面グループ通知

iOS11では単一のスレッドでなされていたロック画面の通知ですが、iOS12からはアプリごとにグループ化されます。

これにより、ロック画面がスッキリされ、情報を整理しやすくなります。

対応機種

主な新機能を紹介しましたが、対応機種は以下のようになります。

iPhone

X、8 / 8 Plus、7 / 7 Plus、6s / 6s Plus、6 / 6 Plus、SE、5s

iPad

12.9インチ iPad Pro(第1世代)、12.9インチ iPad Pro(第2世代)、10.5インチ iPad Pro、9.7インチ iPad Pro、iPad Air / Air 2、iPad(第6世代)、iPad(第5世代)、iPad mini 4 / 3 / 2

iPod touch

iPod touch(第6世代)

最後に、バグ、不具合

パブリックbeta版に興味があるけど、バグや不具合が怖いという方は多いと思います。

現在のところ、開発者の評価ではバグや不具合は従来のbeta版に比べて少ないそうです。

これは新機能の追加は元より、安定性の向上にも重点を敷いた新OSだからであると思います。

beta版は自己責任

beta版はあくまでbeta版です。しっかりと情報に耳を向け、「インストールしなければよかった」などと嘆くことのないようにしなければなりません。

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