あなたはこのスロープはゆるやかに見えるだろうか?急に見えるだろうか?

先日、家の近くのスーパーの駐車場で起こった出来事なのだが、車椅子に乗ったおじいちゃんがこのスロープを一人で上がろうとしたが、上がることができずに私が手伝った。

「手伝った」というと自慢になるかもしれないが、おじいちゃんが車椅子で自力で上がろうとする状況が危なっかしかったのだ。

車椅子が後ろに傾き、車椅子から頭がはみ出て、自力で勢いをつけて上がろうとするものなら、車椅子ごと後ろに倒れて後頭部を強打するのではないかと、とっさに体が動いてしまった。

私も一度スロープの角度について考えてみようと思った。

画像引用:イーストアイ

スロープを扱っている会社の情報には、このような説明があった。

・5度…自分の力で上がれる。

・10度…介助ありでラクに上がれる。

・15度…介助者に負担がかかるが、上がれる。

法律の基準はどうなっているのか疑問に思い調べてみた。

・建築基準法・施行令26条

 高さ1m以上の一般の階段に代わる傾斜路 

 1/8以下(7.1°以下

・バリアフリー法の円滑化誘導基準・11条・6号(ロ)

 車いす使用者のスロープ(屋外) 

 1/15以下(3.8°以下

・バリアフリー法の円滑化誘導基準・6条・2号

 車いす使用者のスロープ(屋内)

 1/12以下(4.7°以下

建築基準法では7.1°以下と決まっているようだ。イラストの「介助ありでラクに上がれる10°以内」になっている。また、バリアフリー法の円滑化誘導基準では屋内・屋外ともに自分の力で上がれる5°以内となっている。

この機会にスロープの角度について考えてみてはいかがだろう?

建築基準法施行令 第26条 階段に代わる傾斜路 – 建築プレミアムbest.life.coocan.jp

via:建築プレミアム建築基準法施行令

高齢者、障害者等が円滑に利用できるようにするために誘導すべき建築物特定施設の構造及び配置に関する基準を定める省…www.mlit.go.jp

via:国土交通省令第114号