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誰もいなくて寂しすぎる!プロ野球の無観客試合!

新型コロナウイルス感染の影響で、無観客試合に!

世界中に広がっている新型コロナウイルスの影響で、スポーツ界も大きな対策が取られています。大勢の観客が入るスポーツ競技場は応援席の距離が狭いところも多く、何万人ものファンで埋まるために感染の恐れもあります。
プロ野球は、2月29日から3月15日までのオープン戦は、全72試合が無観客試合での開催となりました。オープン戦(非公式試合)での無観客試合は史上初めてのことです。

寂しい野球場

試合中はピッチャーが投げたボールがキャッチャーミットに収まる瞬間の「バーン!」といった音や打球音などが響き、そして選手たちの掛け声などもテレビからよく聞き取れて、いつもとは違う新鮮な感じで観れます。でも普通なら応援団やファンの歓声で盛り上がるのに、ガランとして誰もいなくて寂しい感じもします。

誰も見てくれない

それぞれ独自のパフォーマンスをする選手も多いプロ野球。例えば福岡ソフトバンクホークスの松田宣浩選手はホームランを打つと、ファンに向かって一緒に「熱男ー!!」とガッツポーズをしながら叫びます。
さらに埼玉西武ライオンズの山川穂高選手は「どすこーい!!」とファンに向かって叫ぶのです。こういったパフォーマンスを一緒にやりたくて来場に来るファンもたくさんいて、ものすごく楽しいのです。

でも無観客試合となってしまい、両手を上げるパフォーマンスをする千葉ロッテマリーンズの井上晴哉選手は、

「誰も見てくれないという悲しさはあった。本心ではこの時期から(ファンとの)一体感がほしいけれど、こうなった以上は開幕でいい姿を見せたい」

と話してくれました。やはり無観客という現状に「寂しい、悲しい」と思う選手もたくさんいるということも改めて感じました。

そして選手はエラーをしたり三振をすると、ファンから「何やってるんだ!」といったヤジを受けることもあります。でもそういった声が当たり前だと思っている選手もいるし、応援やヤジがあってこそ、プロ野球選手としてやっていけているというありがたみを感じているのです。

テーマ曲や応援歌を流してほしい

選手たちはバッターボックスに入る前に「1番 セカンド ○○(選手の名前)」と場内アナウンスでコールされると、その選手の好きな音楽が流れます。

例えば読売ジャイアンツの選手だと、坂本勇人選手はGReeeeNが歌う「キセキ」が流れ、丸佳浩選手はアニメ「スラムダンク」の主題歌が流れるなど、球場内を一層に盛り上げてくれます。
そして7回の攻撃が始まるときは巨人だったら「闘魂込めて」、阪神だったら「六甲おろし」など、各球団のテーマ曲も流れます。

球場を盛り上げて

今は公式戦ではなく、オープン戦と選手たちの調整をする試合なので、「テーマ曲や応援歌といったようなことはしないのかな」と思ったりもするのですけど、プロ野球シーズンが開幕して、もし無観客試合での開催に決まったら、ぜひ応援歌などを場内に流してほしいです。ファンによって見方はそれぞれです。ラッパなどの応援はいらなくて、静かに観戦したい人もいます。

でも、日本のプロ野球は応援歌やテーマ曲などを流して、選手は声援に応え、ファンは一体化になって楽しむものだと思います。

無観客試合は先程も書いたように新鮮に感じるかもしれませんが、だんだんと物足りなく感じてしまうのです。「やっぱり現地に行って応援したい!」と、多くのファンの皆さんがテレビの前でそう思っているでしょう。

早く新型コロナウイルスの影響が収まり、3月20日から始まるプロ野球ペナントレースは無観客試合にならないようにと願っています。ファンはやっぱり球場に足を運んで選手たちを応援したい!!!

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