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2020/02/10:フリーペーパーvol.47発刊!

世界仰天ニュース、大学生冤罪の誤認逮捕を見て思ったこと

大学生を一方的に犯人と決めつけた

1月21日の世界仰天ニュースで、無実の大学生が逮捕されて約300日も勾留された冤罪事件が放送されました。再現VTRでは、警察が一方的に犯人と決めつけたかのように白状させようとしたり、検察官もいいかげんな対応であったことが放送されて、多くの批判が殺到しました。

 突然逮捕された男子大学生

2018年7月、大阪にいた男子大学生が突然警察に逮捕状を見せられて逮捕。アルバイト先を通じて知り合った共犯者と一緒に、高齢者から現金200万円をだまし取ったとの疑いでした。共犯者は取り調べのときに「(大学生に)犯行を指示した」などと嘘の供述。大学生は「そんなことは知らない」「身に覚えがない」と訴えましたが、全く聞き入れてもらえなかったのです。警察は共犯者の供述だけで大学生を一方的に犯人と決めつけ、さらに検察官も他の人から話を聞いたりしたのか、と思うほどのいいかげんな対応でした。

大学生は数社から就職の内定が決まっていましたが、今回の逮捕で就職は取り消し。大学も休学しなければなりませんでした。そして約300日間も勾留させられたのです。

ずさんな取り調べも

再現VTRで流されたワンシーンで、取り調べを担当した刑事から「うそをつくな」「なんで黙秘するんだ」などと、大学生に怒鳴りつけるシーンがありました。さらには、取り調べ中に刑事が居眠りをするという、ありえないことまで紹介されました。

金田一少年の事件簿のワンシーン

一方的に犯人と決めつけたシーンを見て、僕は漫画「金田一少年の事件簿」をふっと思い出しました。
それは「金田一少年の殺人」というエピソードの回で、ビデオカメラに主人公の一(はじめ)が殺人現場にいたことが証拠となり、警察に逮捕されてしまったのです。護送されるパトカーの中で、長島警部から「犯人はお前しかいないんだからな」と、もう一を犯人と決めつけたかのような発言。これを聞いた一は護送のパトカーから脱走し、自分の手で真犯人を見つけるというお話です。

自白させようとしたこと

真犯人を見つけ、事件の真相を解明する場面で一は長島警部に、

「あんたは頭から俺を犯人と決めつけて、ろくに他の人間を調べようともしなかった。俺が警察署に行ったところで自白させようとするだけじゃなかったのか」

と述べるシーンが浮かんだのです。

番組のスタジオにいた弁護士の話によると、
「『お前がやったんだろ』と毎日追求されると、精神的に追い込まれて疲れ果てる。面会も制限されてしまう。そして犯罪を犯してもいないのに、罪を認めてしまうこともある」
と話してくれました。

謝罪もなしに怒り

大学生は2019年5月に保釈され、9月の裁判では防犯カメラに映っていないことと、犯行時刻にアリバイがあったことが証拠となり、無罪が確定しました。
約300日間も勾留され、人生を奪われた大学生が誤認逮捕された仰天ニュースは全国で大きな反響があり、事件を担当した滋賀県警や大津北警察署に非難が殺到したのです。

大学生とその家族関係者には「捜査は適切だった」と未だに謝罪なし。そしてテレビの取材も断ったということに怒りを感じました。

1人の大学生の人生を奪ったのに、一言も謝罪ができない警察がいるなんで信じられない。滋賀県警だけでなく、警察全体が今後信用をなくしてしまうような感じでなりませんでした。
そして、冤罪で勾留されるケースも過去にたくさんあるということも、仰天ニュースを見て初めて知りました。

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