城西にある株式会社「寿草」に取材へ行きました。
今回、オーガニックや無添加食品にこだわった食材を取り扱っている、株式会社「寿草」へ取材させていだだくことができました。常務取締役の江夏さんから店内に置いてある様々な商品の内容の説明や、食品の試食もさせていただきました。
僕は、内臓疾患を患っているため、食べ物には人一倍気を使います。いくつか目に止まった食品もあり、非常に興味深い取材となりました。
寿草イチオシの商品の試食会
今回、店内紹介後に実際に販売されている大豆肉製品、お麩、紅茶などのオススメの商品の試食させていただきました。大豆肉製品の試食レポートは、ヴィクター沸点が担当しましたので、そちらを参考にどうぞ。
たま麩
まずはこちらのお餅のような見た目でインパクト大な「たま麩」。この大きさですが、これがお麩なんです。味噌汁などでお馴染みで消化に良く、病院食でもよく出て来ます。僕も、内臓疾患で入院していた時に病院食で出された経験があります。
そんな「たま麸」を野菜スープと一緒にいただきました。
スープに浸しながら食べるお麩はモチモチした食感があって、本当にお餅を食べているような感じがしました。味噌汁やお吸い物と一緒に入れるのも良し、寒い時期はお鍋やすき焼き、スープといった温かいモノに入れて食べると相性バツグンだと思います。
また、正月の定番お雑煮。小さい子供や高齢者の方はお餅を喉に詰まらせる心配もあるので、たま麸をお餅の代わりに入れてみるのも良いと思います。
ちなみに、江夏さんおすすめの食べ方はまさかの「麩レンチトースト」!なんでもパンよりも食感が良くて美味しいそうです。
紅茶
温かい飲み物の中では、紅茶が好きです。飲み物で試食させていただいた中で、「農薬を使わずに育てたお茶」を頂きました。原産国はケニアで、海抜5,199mのケニア山の山麓で農薬を使わずに栽培した紅茶です。
色は綺麗なオレンジ色のような感じで香りもキツすぎず、渋味を抑えられていて飲みやすく、とても美味しかったです。無農薬で栽培した茶葉を使っているので、安心して飲めます。
個人的一押し「無かん水のインスタントラーメン」
店内を見て回り、僕の中で1番最初に目に止まったのが、インスタントラーメンでした。味は「博多風(とんこつ)」「塩」「味噌」「醤油」の4つ。
ラーメンの麺には「かん水」という成分が含まれています。僕にはお腹に疾患があるため、食べると消化に悪いもの避けないといけないのです。なので麺類を食べるといったら、うどんかそうめん、パスタを食べていました。そういう理由からラーメンはほとんど食べれません。
「ラーメン、美味しそうだなぁ…」
と思いつつ、袋を眺めていると左端に「無かん水麺」と表記してありました。
「おお!珍しい!無かん水とは、あんまり見たことないぞ」
と思いながら、1つ1つラーメンを手に取り、後ろに表記してあった作り方や成分などを見ていました。自分を含め、かん水を理由にラーメンが食べられなかった方には、おすすめです。
疾患で食事制限がある自分の視点
僕は、炎症性腸疾患の1つ「クローン病」を患っています。1番大事なのは食事生活です。どんな食品があるのか、どんな成分が含まれているのか、に着目して取材を行いました。
年々患者数が増加傾向にある「炎症性腸疾患」。治療法も数十年前までほとんどなく、絶食してお腹を休めることしかできませんでした。最近では、生物学的製剤の点滴治療も本格的に始まり、緩解状態を保てるようになったことで、日常生活を送ることができるようになった患者もいます。しかし未だに炎症性腸疾患で、食事制限に気をつけなければいけない人も少なくありません。
今回の取材は、食を通しての健康や、自分自身の食べ物との付き合い方について改めて考えさせられた取材となりました。
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