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2024/12/10:フリーペーパーvol.105発刊!

あまみの還暦旅行。お義母さんが教えてくれた絆の大切さ。

奄美の還暦旅行

10月上旬、私たちはお義母さんと一緒に墓参りを予定していたのですが、奄美に行く直前、お義母さんがベッドから転んで軽い打ち身状態となってしまいました。妻が「無理をさせてはよくない」といったので、お義母さんには奄美にいくことを断念してもらいました。妻が事前に親戚の方へ連絡していたので、妻と二人で奄美に行くことにしました。

鹿児島新港から名瀬港行きのALINE(波之上)に乗船し、妻と二人、障害者割引で10,060円でした。普通乗船運賃(2等)は一人9,220円なので、往復計算すると格安で済みました。

大波にゆられることもなく最高の船旅となり、翌朝に無事奄美市の名瀬港に到着。早々と妻のおばさんの家に挨拶に向いました。なんとなく還暦旅行気分となりました。

はげ〜、いも〜れのお出迎え

妻の従妹(いとこ)たちもおばさんの家に来ていました。「はげ〜(あらまぁ)、いも〜れ(いらっしゃい)!」と笑顔で歓迎。そして、お義母さんの故郷でもある笠利町用安へ出発。朝は少し涼しかったのですが、お昼が近づくにつれ徐々に暑くなってきました。

まず、大浜海浜公園を案内してもらい、海を見に行きました。眺める海は最高の光景でした。初めて来たときと見渡す海の景色は、何も変わっていませんでした。

妻の従妹たちは、「最高の眺めは、夕日よ」と教えてくれました。

奄美のひとたちは、海では泳がないそうです。特に白い肌の女性は、日焼けするそうです。現地の人はもっぱら家で涼んでいます。泳いでいるのは、観光客の人たちです。

奄美に行く機会のある方は、日焼け止めクリームも忘れずに持参しましょう!

奄美市新川の鯉とオカヤドカリ

昔、奄美市の新川を訪れた時、鯉がいたのですが、今回は見る影もありませんでした。「生態系が壊されるということで、鯉は捕獲された」と妻の従妹たちが教えてくれました。

私はオカヤドカリの写真も撮ろうと思っていたのですが、体が不自由なことを考え、写真を撮ることを諦めました。

癒してくれるハイビスカスの花々たち

花がきれいなのか?妻の撮りかたがうまいのか?よくわかりませんが、数枚ハイビスカスの写真を撮ってきました。黄色の花の名前はアリアケカズラ。10月とはいえ、奄美はまだ夏みたいでした。やはり暑い時期には黄色がはえますね。

妻が夢中で撮ったハイビスカスの花に癒やされました。でも、本当に癒やされたのは、ハイビスカスの花にカメラを向けてシャッターをきる無邪気に微笑む妻の笑顔なんですよね。

最高のおもてなしが、最高の思い出に

鶏飯という奄美の郷土料理は、本当に美味しいです。でも、その鶏飯を食べることを忘れさせるぐらい、妻の従妹たちは奄美の海や花々等、真心の案内をしてくれました。感謝しかありません。

名瀬港から鹿児島新港行きのALINE(あけぼの)に乗船予定でしたが、出航まで2時間程余裕ができました。今度は妻の従兄(いとこ)さんが食事に誘ってくれました。

従兄が案内してくれた居酒屋やんごでは大きな鉄板の上でお好み焼きを作ってました。ふっくらとしたホットケーキのようなお好み焼き。猫舌な私があつあつしながら食べた感想はというと、大阪風でとても美味しかったです。

さて、美味しくお好み焼きを召し上がったところで出航時間も近づき、従兄さんに「ゴチになりました」としっかりと感謝の握手で別れました。

私達夫婦は、親戚と親戚との絆を深めることができました。絆の大切さを教えてくれたお義母さんに感謝し、帰りも大波にゆられることもなく思い出の船旅となりました。

奄美の還暦旅行に関して一言

行きはALINE 鹿児島新港18:00発。名瀬港翌朝5:00着。
帰りはALINE 名瀬港21:20発。鹿児島新港翌朝8:30着。

乗船運賃(2等)は一人9,220円(片道)。障害者割引二人で10,060円でした。ALINEに関しては、エレベータ、エスカレートが設置してあり、無理なく客部屋まで移動もできました。

鹿児島県奄美市公式ホームページによると、奄美市は平成18年3月20日、名瀬市、住用村、笠利町が合併して誕生した市と書いてありました。人口は、43,307(2019/10/01)、面積は、308.27K㎡です。

公益財団法人日本海事広報協会のホームページをみると、鹿児島県の島数は605で全国2位です。全国1位は長崎県の971でした。全国3位の北海道は508です。九州地方は島数の多い地域ですね。

一度はぜひ、あまみの楽しいひと時を存分に味わってください!

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