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2019.11.10:フリーペーパーVol.44発刊!

新幹線旅で感じた鹿児島と博多のバリアフリー【前編】

福岡に行きました

車椅子で初めて新幹線に乗りました。インターネット等で他のかたが発信してくださる情報や、みどりの窓口のページなどでやりかたは知っていましたが、実際に購入するのは初めてでした。切符買えるんだろうか? で頭がいっぱいでした。

新幹線

新幹線の乗車口は、1ヶ所だけ広めに作られているところがありました。乗車する際は、スロープも渡してもらえました。広く作ってもらえるだけで、安全で、転倒の可能性が少なくなるのですごく助かります。

今回は、多目的室を取りました。座席をフラットにすることができるので、体への負担を
少なくして移動することができました。

※多目的室は、新幹線に1室ある個室です。座席の種類としては指定席扱いになります。
使用しているかたがいない場合は、授乳中のかたなども利用できるそうです。

役に立ったこと

準備のために調べていると、福岡市が発行しているバリアフリーマップがあることがわかりました。おかげで鹿児島にいながら、知りたい情報の確認ができました。PDFの提供もあったため、保存もできました。

福岡での移動手段である、介護タクシーも予約する必要があったので、こちらも調べたところ、車椅子で乗れるタクシー会社がたくさんありました。また、博多駅は、博多口と筑紫口、2ヶ所の出口があるのですが、介護タクシーは博多口にしか止められません。

上記バリアフリーマップにも記載があり、実際に来てくださったタクシー会社のかたも言われるのですが、フラットな場所が博多口だそうです。介護タクシーではなく、一般的なタクシーを手配して乗車するかたで、脚元に不安があるかたは、博多口をおすすめいたします。

鹿児島中央駅と博多駅

鹿児島中央駅と博多駅のバリアフリー化の違いについて書いていきたいと思います。

駅の構内とホーム

新幹線の改札口が博多駅は1枚ガラス張りで隔てられており、人の往来を気にすることなく、安全に改札を通ることができました。また、改札にいるかたとは別で、ホームまで誘導・案内をして下さるかたもおられ、1人で利用されるかたにも安心なのかなと思いました。

新幹線のホームドアについては、鹿児島中央駅のほうが整備が進んでいるように感じました。博多駅では、ホームドアというより柵があり、転落を防止する役割をしていました。それがある場所では良いのですが、所々ない場所もありました。

ホームドアは、目の不自由なかたの転倒防止の意味合いが大きいですが、歩行が難しいかたや、車椅子ユーザーにも、ホームドアは優しいものだなと感じました。

博多阪急

行った日が日曜日ということもあり、駅のホームも構内も駅ビルも、人が多くいました。その中でも、駅の構内に車椅子ユーザーのかたや、白杖を持たれたかたを見かける場面がありました。

途中立ち寄った、博多阪急では、エレベーターの中と外で、エレベーターの使用を希望する人の整理をするかたがいらっしゃいました。

きちんと並んでいれば、優先案内いただけたり、途中の階から乗るときも、中を担当するかたに、インカムを通して連絡をしてくださるので、

  • 途中の階から乗ろうと思ったが、エレベーターがいっぱい乗れない
  • エレベーターに乗るために待つ

という時間が発生せず、エレベーター待ちを覚悟して行った身としては驚きでした。さらに、複数あるエレベーターのうち1基は、車椅子やベビーカー利用のユーザーへの、専用エレベーターとなっており、ドアの部分に大きなステッカーが貼ってありました。

今回福岡に行ったことにより、「鹿児島と博多のバリアフリー化の違い」を改めて感じました。駅ビルひとつとってみても、違いがたくさんありました。

鹿児島でも、こうしたエレベーターの整備や、案内をする人がもっと増えれば、車椅子ユーザーだけでなく、多くの人がもっと外出しやすくなるのにな…と感じます。

後編では、外出するまでに立ちはだかる、多くの ”意外と知られていない不便な手段”や、全国的なバリアフリーの共通化について等々、ご紹介していければと思います。

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