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2024/12/10:フリーペーパーvol.105発刊!

「西郷輝彦のピンチの鹿児島語講座」ビジネスシーンを乗り切る鹿児島語満載

ビジネスの困ったシーンを鹿児島出身「西郷輝彦」が即解決

鹿児島出身の元祖男性アイドル「西郷輝彦」が、イギリス王立外国語大学鹿児島語学科教授「TERUHIKO SAIGO」として、日常のピンチを切り抜けるための鹿児島語を紹介するYouTube動画「西郷輝彦のピンチの鹿児島語講座」が、2008年12月11日を第1回として全4回にわたって公開されています。

2008年当時、日本は100年に一度の経済危機に見舞われる不況のさなか。安値で買い叩いた株式や債券を高値で売り抜き巨額の富を得るファンド(通称ハゲタカ)のまかり通る姿が当時、小説やテレビドラマに取り上げられていました。

「西郷輝彦のピンチの鹿児島語講座」第1回

講師はTERUHIKO SAIGO(テルヒコ・サイゴウ)教授、第1回のアシスタントは鈴木希依子です。ある日、日本企業を安く買収しようと、米国人の通称「ハゲタカ」が交渉に臨んでいます。対する日本人ビジネスマンは、買収から会社を守ろうと懸命の交渉に臨んでいます。

ハゲタカが会社を乗っ取る

理不尽な要求に我慢の限界をこえた男性は、ファンドに対し「出て行け!」と怒鳴りつけます。ハゲタカは「そんなことを言うなら、この会社を潰してやる!」との暴言を吐き、男性を窮地に陥れたのです。

ピンチの鹿児島語!

そんな窮地を救ってくれるたは「鹿児島語」でした。西郷教授はこの場面に出会っても臆することなく落ち着いた様子で「『出ていけ』といった言葉が、裏目に出てしまいましたね、 …でも、もし彼が、適切な鹿児島語を使っていたら、違う結果が出ていたと思いますよ」と、この場にふさわしい言葉を教えてくれました。

でっくらめ

その鹿児島語が「でっくらめ」でした。意味は、日本語の標準語で言うところの「出て行け」と同じもの。その言葉を耳にした米国人ハゲタカは「オーマイガー!」と叫ぶと、「あーすいませーん、わたしわるかったー。このはなしーなかったことにー!」と、その場に土下座しひれ伏すのです。

西郷輝彦教授の解説

鹿児島語は今やヨーロッパのビジネスシーンで、交渉時に使われる必須ツール。鹿児島語はもはや常識。

標準語にも勝る「鹿児島語」

サイゴウ教授の発音する「でっくらめ」は、鹿児島ネイティブそのもの。さすがは、鹿児島出身のサイゴウ先生だなと思わされるシーンでした。この表現、語尾に「くらめ」が付くことで、「すぐに出て行け!」というニュアンスを強調することができるのだそうです。

鹿児島語は欧州ビジネスの常識

西郷教授によると「科学的な根拠はまだ明らかにされていないものの、ビジネスの相手に無理難題を言われたとき『でっくらめ!』と言うと、相手が急に大人しくなって引き下がる。特に、アングロ・サクソン系の政治家やビジネスマンには95%の確率で効果があるとの研究結果が出ている」とのことでした。

最後は「鹿児島語は「さいごう(西郷>最高(さいこう))」です」と、まとめています。さすがは西郷先生!

アシスタントの鈴木希依子が思わず目をそらすシーンがとても印象的でした。

「西郷輝彦のピンチの鹿児島語講座」第1回
制作・著作 大日本生ゲノム、オーレエンターテインメント

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