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桜島の降灰で鹿児島の街は真っ黒!

鹿児島の街は灰まみれ!マスクをする人も多い!

鹿児島で有名な観光スポットの1つでもある「桜島」。最近噴火が活発になり、9月19日に噴煙が1日に10回以上もありました。鹿児島の街の上空は昼間なのに真っ黒。灰もたくさん降ってくるので、視界も悪くなったり、傘やマスクをする人も多くなります。

雲ではなく桜島の噴火の灰

19日、上空を見てみると雨雲?みたいな真っ黒な雲がありました。「雨が降るのかな?」と勘違いされた方もいると思いますが、これは桜島が噴火した灰なのです。

風向きによって、鹿児島市方面、大隅地方と降灰が降る場所が変わります。

この風向きも、天気予報で毎日伝えてくれます。

バイク通勤中の出来事

自分ごとのお話になりますが、その日は会社へバイクで通勤しました。

僕はフルフェイスじゃなくハーフヘルメットを被って運転しています。大通りを走っているとき、道路に降っている灰が車が走るごとに舞ってしまいます。
灰が目に入ってしまって途中でバイクを止めては灰を振り落として、また走って止まって灰を落としての繰り返しでした。

その日は緑のTシャツを着ていましたが、会社に着いたときは降灰の影響で緑の服が灰まみれになってしまいました。

あと気をつけなければならないことは視界が悪くなること。マンホールの上を通過するときや線路のレールを通るときは、灰の影響でスリップする恐れもあるので注意をしなければなりません。

車やバイクが駐車場で灰まみれになっていることは、鹿児島では当たり前のことだと思っている人も多いです。

雨が降ってくれること

次の日は台風の影響で、スマホに豪雨警報が出るほど雨が降りました。

会社のみんなと、

「この雨で灰を流してほしいよね」

という話で盛り上がったほどです。

大量の降灰が降ったあとの雨というのは、道路に積もっている灰も洗い流してくれるからありがたいのです。街中は路面清掃車が走るほど、道路の灰を綺麗に洗浄してくれています。

桜島の大量な降灰は窓も開けられない、灰を吸いたくないからマスクを着用する、灰避けに傘をする姿など、これがもはや当たり前の光景です。

鹿児島の街が桜島の灰で昼間も暗くなる、なにか久しぶりに見た感じがしました。

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