せっかくのネットカフェだからくつろぎましょう
「今日も常々コンてぃにゅ〜」作者・かげぼーんと、HIFUMIYO TIMESライター・名人のコラボレーションでお送りしてきました「コラボてぃにゅ〜」も、ついに第4回。けっこうコンティニュー(continue:続く、継続する)してきましたね!
最近の内容が名人の愚痴こぼしコーナーになりつつあり危機を感じるので、本来の「風刺4コマ漫画」に戻ることにいたします。ところで、インターネットカフェに行かれたことはありますか?最近のネットカフェはサービスの質が高くて驚いてしまいます。
特別に変わったサービスがあるわけではないのですが、客が本当に欲しいサービスを取りこぼすことなく提供しているといった印象です。来店客にとっての利便性を追求する店の方針も、料金の面から明らかとなっています。他の飲食店やサービス業との競争も激化し、価格競争の結果、お財布の中身をあまり気にせず利用しやすくなってきたネットカフェです。
でも、あんまりケチるとなんだか体の疲れが取れないまま、時間だけが過ぎてしまいます…
快活クラブの朝モーニング食べ放題!
いいね pic.twitter.com/3n6BMqm8lu— 🐸前期②単位🐸 (@myann9427) 2019年2月16日
考えられた料金体系
私がよく行くネットカフェは、HIFUMIYO TIMESでも以前ご紹介した(※「206円モーニングでもネットカフェが儲かるのはなぜ?」)有名チェーンです。初回30分の料金は200円程度なのですが、入店直後5〜7分は自分の席まわりの空間を準備するため、けっこう時間を使います。
30分フルに雑誌漫画新聞の閲覧、飲食などに使えるわけではありません。
セルフですから帰りは帰りで後片付けしてテーブルを空にして戻らなければなりません。それらの時間を差し引くと実質使える時間は20分程度。店側もそこを見越しての初回30分設定でしょうから、本当に30分で飲み食い済ませて自分なりに満足するまで利用して帰るのは難しくなります。かといって、1時間ぐらいまで利用し、追加料金10分60円を3単位加算し200+(60✕3)=380円で帰るというのも、意外ともったいないのです?
快活クラブの無料モーニングが神 pic.twitter.com/8h5zdn6n7H
— あんぜんそくせん (@anzensokusen) 2019年5月24日
結局はパック利用
というのも、単位時間あたりの利用料金がお得になるパック料金は、最低なら3時間から設定されているのですが、その料金が580円ぐらいなのです。先の1時間の利用料金380円と200円しか違いません。1時間で380円なのに、このあと利用する2時間はパック料金から引き算すると200円だけ。1時間なら100円ということです。ましてや、もし当初予定していた1時間利用を1分でも超えてしまうとそれは10分の料金として加算されますから、1分オーバーしたなら残り9分も使わないともったいないことになります。
そうしてさらに2分、3分と遅れてしまった場合、プラス20分の滞在時間1時間20分で料金500円になることなんてザラにあります。それなら、あと80円をケチって3時間パック−1時間20分=残り時間1時間40分をフイにするなんてもったいですよね?それで結局3時間利用してしまうのです。
ネットカフェの料金設定の巧みさは、こういうところにも見え隠れしているのです。
快活クラブの学割が200円引から20%offになった理由。
·30分6円はやはりまずかった
オープンシート(OS)30分のみの利用で206円。学割200円引で6円となり、さらに無料モーニングも使われるとなると…。長時間利用でも30分毎に出たり入ったりされればOS 6h学割1034円のところ72円で利用できてしまう。 pic.twitter.com/UG8yVogbGh
— ニナタ (@NINAta283kEi) 2019年1月8日
近隣ランチ料金事情
最近のネットカフェはランチの充実ぶりも著しく、従来のファミリーレストランとの競合にも激しいものがあります。ジョイフルなら平日ランチドリンクバー付きで約600円、ガストなら約530円(ごはん少なめなら20円引き)です。
一方、普段よく行くネカフェのランチが同じく530円ほどに設定されています。ファミレスなら場所代も料金に含まれるわけですが、現在利用中のネカフェを出てまで別の建物のランチを同じ金額を払って食べるのか、快適なまま同じ料金でランチまで食べてしまうべきなのか、悩みます。
真夏の暑さが激しければエアコンの涼しさも私の決断を鈍らせるし、なによりネカフェなら「ソフトクリーム食べ放題」の権利を持ったまま、さらに居座ることが出来るのです。
初!快活!じつは今回の目的だったりする( ˇωˇ )みせてもらおうか、快活クラブの性能とやらを。 pic.twitter.com/7cX9GhRdKD
— ななし@z250 (@seventhtars) 2019年7月27日
ネカフェ行ってまで疲れないで…
そういう私が一番気にしなければならないのは「何のために」ネットカフェに行ってるの?ということです。
出来るだけ普段の制約から開放されるため行くのに、普段またはそれ以上に頭の中は計算しっぱなしでは、疲労なんて消えないでしょう。いったい何のために店に行ったのか分かりませんよね。これからの私のネットカフェ利用目的は、上手に休むためのノウハウを学ぶということになるのかもしれません。