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2019.08.10:フリーペーパーVol.41発刊!

大多数の方々が見通せない「精神状態」の認知

認知が難しい精神の状態

皆さん、周りの方を見ると「生き生きしているなぁ」と思うことはありませんか?周りの方々の顔を見ると、精神的に健全な苦しみの無い状態に見えます。

しかし、体が良くても、ストレスや憂鬱など「精神」のすぐれない時は体に表れにくく、何か仕草をしないと他人が見ても中々気づきません。

例えば、「かなり元気のある方と思っていたが、実際には空元気でかなりのストレスを抱えていた」という風に、相手の精神状態は相当にわかりづらいものです。

それで今回は、「大多数の方々が見通せない「精神状態」の認知」関連の記事を紹介したいと思います。この記事を読むことで、精神の大切さがわかることとなります。

精神とは

精神とは、思考、想像などを自発的に行うという、自身が幸せに生きていくための重要な機関なのです。

人は、何かをしないと生きていけなくなります。

実際にあった話ですが、人間が動けないように体全体を拘束具で固定して横になり、食事や排泄はスタッフが行って、それを1週間続けて行うという実験がありました。結果、2・3日でギブアップとなり、精神疾患を患うこととなりました。

それくらい、人間の意志である「精神」は、生きていくために不可欠なものなのです。

精神の死

精神の死とは、人が死ぬというわけではなく、意思や思考、行動、感覚などが無くなるという、生きようとする意志の皆無な状態です。

人は、自分にとってマイナスなことが何重にも重なると、精神に異常が発生します。一般の方なら数時間か数日間で精神が元に戻りますが、重度となる患者なら治療しない限り、一生治りません。

精神低下の状態は、誰もが体験する「憂鬱」から始まり、更にマイナスなことが重なり「うつ病」まで発展して行き、最終的には、独自での生活が困難となる「精神障害」へと発達していくのです。

精神疾患の重さは、下記にある一番低い段階から徐々に悪化していきます。

第一段階「社会からの撤退」

数々の面接失敗やいじめ、家族内のトラブル、失恋、パワハラなど様々なトラウマなどが重なり合い、「自身の存在価値が皆無」と劣等感を抱くようになります。

この状態になると精神的な乱れが発生し、自己中心的な思考、憂鬱、気力や自信の低下に陥り、社会から孤立し引きこもりになりやすくなります。

第二段階「アパシー」

この段階になると、人や社会・政治など外からの刺激に全く興味が無くなり、自発的な行動、思考、反応、意欲の低下へとなります。

状態として、精神が衰弱し、自分の好きなことさえも行えなくなります。うつ病や無気力症などを患っている可能性が大きいです。

第三段階「無為状態」

自身からの行動や意思・決断力・欲求の皆無、問いかけによる応答の遅延、自発による会話の減少となり、独自では生活できない状態となります。

主な行動としては、食事中に食物を口に咥えたままボケーっとしたり、飲み込まずに延々と噛み続けるなどがあります。

第四段階「精神的無動」

感覚や自発的な行動の皆無な、意識だけがある状態です。

例で言うと、打撃からの激痛さえも感じなかったり、強い太陽光に長時間当たり続けて火傷したりします。介護がないと、入浴もせずただ寝転がるだけの生活となります。

最終段階「心因性死」

警戒や防御、欲求、思考、行動、意思など精神そのものが皆無な無意識状態となり、生きる意志がない植物人間の状態です。

全面的な介護が無いと、自分の排泄物の上に寝続ける状態となり、後に栄養失調で死ぬこととなります。

私が鬱状態の時には、好きなことや趣味、仕事、外出などが全くできない状態で、ただボーッと座っているだけの自身からの行動が皆無となりました。それくらい、精神は大切なものなのです。

あとがき

精神疾患の症状はほとんど外見に現れず、一般の方々が精神障害者を見てもどこも悪くないように見えます。たとえ、精神障害者同士であってもわかりません。わかるとすれば、精神科の担当医師か自分自身だけなのです。

私は精神障害者ですが、同じ障害を持つ方の精神状態は全くわからなく、「どんな苦しみを持っているのだろう…」や「今の状態はどうなんだろう…」とつくづく思うことがあります。

余談ですが、精神疾患を早く治すには、医師や指導員、家族の手助けが必要となります。

患者さんの精神症状や辛さを知るには、患者本人に聞くしかありません。なので、介護をされる方のみでの判断ではなく、患者にいろいろ話を聞く必要があります。

患者との接し方として、「頑張れ!」など患者自身に治させようとせず、介護側の考えや思いを一切捨て、患者本人から聞いた考えや思い・気持ち・体の状態などを頭に入れることです。その情報を基にして患者の辛さを取り除ける努力することが先決です。患者の状態は毎時変わるので、何回も聞くこととなります。

精神疾患は必ず治すことができますので、大変ですが、患者にとって心地よい環境づくりが大切だと言えます。

介護ができない方は、患者に自立力をつけさせる「デイケア」や「養護施設」がありますので、引きこもっている患者さんを自立させるには良いかと思われます。

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